教育プランナーブログ

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愛知県公立高校入試の傾向と対策、今回は社会の歴史・日本史についてです。

 

① 大問1・2が歴史で毎年出題されている。
 
② 政治・外交史、社会・経済史、文化史は、過去5年間(平成19~23年)毎年出題。
  時代別では、近世以降がAグループ・Bグループともに、過去3年間連続して出題されている。
  特に江戸時代は、長期間に渡るため、政治・文化・外交など様々な分野において頻出。
 
  地歴融合問題や歴史上の出来事を年代順に並び変えさせる問題が出題されている。
  同時代に世界でどのようなことが起こったか?日本史と世界史のつながりに関する問題は必出。
  愛知県の場合、他府県の問題にくらべて、年表問題よりも資料を使った問題の比重が高いのが特徴。
  時代の流れを捉えていないと答えられない問題が多い。用語記述の難易度は高くない。
 
③ 大問2問・小問7問→7点
  用語記述問題が1問出されるが、残りはすべて記号選択問題。
  用語選択、年代並び替えなど。
  
④ 用語の丸暗記ではなく、出来事の因果関係(特に理由!「なぜ、その出来事が起こったか?」)や流れを
  理解するように学習する。縦のつながりだけでなく、横のつながり(=世界史との関連)を押さえておくことが
  非常に重要!資料問題に対応するため、普段の学習でも資料集をフル活用するとよい。時代の流れや
  重要事項の年代は必ず押さえておくこと。特に、文化史と外交史を把握しておく。
 
<日本史の学習ポイント>
1.1問1答形式で覚えるのではなく、5W1H(いつ・誰が・どこで・何を・何のため・どのように)を押さえる。
 
2.江戸時代のように長く続いた時代の場合、前・中・後期で区切り、知識の整理をする。
 
3.戦争とその後に締結された条約など、関連付けて覚えるようにする。
 
4.文化史は、飛鳥~江戸を中心に整理しておくとよい。平成23年Aでは、「天平文化」が出題された。
  特に、時代と文化名が異なるものは、文化名を必ず書けるようにしておくこと。各文化の代表建築物や
  活躍した人物は最低限、覚えなければならない。
 
5.毛作と二期作、執権(鎌倉時代)・管領(室町時代)など、紛らわしいものに要注意。
  ノートに整理しながら、区別して覚えること。
 
6.各時代のキーワードを押さえる。

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