教育プランナーブログ

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今回は滝中学校入試傾向についてお伝えします。  

  

◎入試データ◎
≪試験科目≫ 国語・算数・理科・社会の4科目
≪配点≫国語・算数が各100点、理科・社会が各50点の計300点
≪平成23年度の合格最低点≫196点
 
滝中学校を目指すためには、7割は得点できるように準備をしておきたいです。
 
 
◎算数◎
配点:100点 試験時間:50分 目標点数:80点
 
≪問題構成≫
計算問題2問 一文問題5問 応用文章題10問 … 計16問前後
 
図形分野全体の3~4割(5~7問)を占め、計算分野複雑な計算問題が1題出題されます。
図形分野では、図形の移動・回転や面積の比を用いた問題が頻出しており、丸暗記での対応は不可能です。
試験時に割ける時間は多くても25分のため、入試までに1問最低4分で解くトレーニングが必要です。
5年生終了時までに、四谷大塚の予習シリーズに出てくる内容は全て仕上げ、
6年生の1年間は応用問題や図形問題の対策に時間を割けるようにしましょう。
 
 
◎国語◎
配点:100点 試験時間:50分 目標点数:70点
 
≪問題構成≫
物語文(2,000字程度) 選択式6問・抜き出し式1問・記述式1問・漢字5問 … 計13問前後
論説文(2,800字程度) 選択式2問・抜き出し式1問・記述式4問・漢字5問 … 計11問前後
 
物語文では、必ず登場人物に同年代の人物が含まれるため、比較的読みやすくなっています。
物語文・論説文ともに必ず要約問題が出題されるため、長文問題を解く時には50字程度の要約練習をしておきましょう。
要約問題では、文中の言葉を使って自分なりに記述するような問題も出題されますので注意してください。
その他、代名詞の内容を文中から抜き出す問題も多く出題されています。
「その」「それ」といった単語が何を指すのか、意識して探す習慣をつけてください。
 
 
◎社会◎
配点:50点 試験時間:40分 目標点数:35点
 
≪問題構成≫
地理 選択式5問・記述式3問・短文記述式8問 … 計14問前後
歴史 選択式2問・記述式1問・短文記述式17問 … 計20問前後
公民 選択式6問・記述式0問・短文記述式8問 … 計14問前後
 
問題数が試験時間に対して非常に多く1問あたり1分未満で解かなければ完答はできません。
 
 地理では、選択式・短文記述式は平易な問題が多くなっています。
記述式の問題では、使用する語句を指定したり、自分の考えを述べさせる問題が多く出題されています。
語句だけを知っていても得点になりにくい分野もあるため、語句を用いて事象や仕組みを説明する練習が必要です。
 
歴史では、年号順に出来事を並び替える問題が毎年出題されています。年表を使って正確に覚えましょう。
また、人物名はほぼ漢字での記述が求められるため、漢字で覚えるようにしてください。
人物名を問われるだけでなく、その人物に関わる事象(政策・宗教など)も問われます。
単語だけで歴史を理解しようとせず、人物と事象をつなげたり、時代ごとにまとめるといった対策をしましょう。
 
公民では、国会の仕組みに関する問題は毎年出題されています。
衆議院・参議院の定員数等は必ず覚えておきましょう。その他の問題については、出題パターンは多彩です。
テキストだけではなく、テレビ・新聞・インターネットなども用いて世界情勢を把握するようにしてください。
 
 
◎理科◎
配点:50点 試験時間:40分 目標点数:30点
 
≪問題構成≫
物理 選択式13問・記述式1問・短文記述式1問 … 計15問前後
化学 選択式3問・記述式2問・短文記述式0問 … 計5問前後
生物 選択式5問・記述式2問・短文記述式10問 … 計17問前後
地学 選択式9問・記述式0問・短文記述式1問 … 計10問前後
 
難しい問題ばかりではありませんが、本質を理解しているかどうかを問う良問が多くなっています。
社会同様1問あたりの回答時間が非常に短く、選択式の問題は一読して答えが絞れる知識が必要です。
 
物理・化学分野の計算問題は、グラフや資料を正確に読み取った上での計算が必要です。
 
地学でもグラフを用いた問題が出題されることがありますので注意してください。
また、天気に関係する問題、湿度を求める問題が出題されています。
物理では、振り子・てこ・ばねを用いた問題が頻出です。
化学では、水溶液をグラフで表す問題、水と物質の問題が頻出です。
特に水と物質の重量の関係等は正しく理解しましょう。
生物では、動物に足を書く問題・植物の発芽を選ぶ問題等、
資料の細部を見ていないと解けない問題が出題されます。
資料集等に載っている写真は必ず目を通し、各組織の名称や位置は必ず押さえましょう。
 また、資料を見て作図をする問題が頻出です。作図を行う問題にも慣れておきましょう。

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