教育プランナーブログ

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今回は愛知淑徳中学の傾向と対策をご紹介します。
 
 
○昨年の入試デ―タ○
募集人数 280名  受験者数 1094名  合格者数 533名
合格最低点191点(満点300点)
 
 
○算数:傾向と対策○
試験時間:50分 配点:100点 ⇒ 目標点数:71点
 
独立の計算問題は3~4題、数の性質を理解しておかないと解けない問題も多くなります。
特殊算と呼ばれる文章題が多く出題され、柔軟な思考力と時間を必要とする問題も多い為、
多くの問題にあたって慣れておく必要があります。
図形問題も他校に比較して多いので角度、面積、体積は必ず攻略する必要があります。
 
出題頻度の高い分野:整数、少数と分数の四則混合問題、場合の数、つるかめ算、
          角の大きさ、速さ、水量の変化、面積比、展開図
 
 
○国語:傾向と対策○
試験時間:50分 配点:100点 ⇒ 目標点数:77点
 
問題は漢字の読み書きのみでなく、熟語を答える形式になっています。
物語分は特に文字数がかなり多く、読解力を試される問題が多いです。
選択式、抜き出し式が中心ですが、本文を深く読み取る必要があるので、
普段から早く正確に読み取る訓練が必要になります。
 
出題頻度の高い内容:物語文、論説文
 
 
○社会:傾向と対策○
試験時間:30分(※理科と合計して60分) 配点:50点 ⇒ 目標点数:38点
 
地理→ 地域に密着した問題が多く、産業について問う問題のほか、地名の出題が多くなります。
     世界地理の出題も多く、日本と関係の深い国についてまとめると良いでしょう。
歴史→ また写真、絵画資料を用いた問題が多い為、資料集で慣れておくことが必要です。
     短文の正誤問題が多く、正確な知識が必要です。
     歴史地理の問題も多いので、どこで起きた出来事かをしっかり確認する癖をつけておくことが重要です。
公民→ 憲法や地方自治、選挙等の国内の政治について問う問題は、
     短文の正誤判断や基本的な用語の知識を問う標準的な問題です。
     経済についての著作を用いた問題も多く、引用されている文章から正確に読み取ることが必要になります。
 
理科と同時に行われ、両教科で60分以内に75問前後を解かなくてはいけない為、時間的な余裕はありません。
経済についての著作を用いた問題や、日本地図の作図をさせる問題等独創的な問題も見られます。
歴史、地理の問題で名古屋とのかかわりを問う問題も多いので見直しが必要です。
難問は出題されていないので地道な問題演習を心がけましょう。
 
 
○理科:傾向と対策○
試験時間:30分(※社会と合計して60分) 配点:50点 ⇒ 目標点数:32点
 
物理→ 知識を覚えることよりも原理や理論を考える問題が中心です。
     計算問題が出る為、公式を用いた問題演習に慣れておくことが必要です。
     てこバネが出題傾向が高い傾向です。
生物→ かなり細かい知識を問う問題が多く、短文説明を求める出題もあります。
     自分の手で知識をまとめる事が重要です。動物、季節と生物、環境が中心です。
化学→ 知識を問う問題の中に、いくつかの知識を組みあわせて考えなければ正解を導けない問題もあります。
     気体の性質と関連させて環境問題について問われる事もあります。
地学→ 知識を覚えることと考える事が必要な分野です。
     天体についての問題を含め、地学は結論だけではなくなぜその結論になるかを理解する必要があります。
 
全体的に選択式の問題が多いですが、短文説明を求める出題があります。
計算や短文説明は時間がかかるので、時間配分を考えながら取り組みましょう。
社会と併せて60分しかない為、選択式の問題は1問30秒以内のペースで解く訓練が必須です。
 
 
上記のようにさまざまな対策が必要になります。
早めに準備を行い、万全なを対策していきましょう。

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