教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



今回は愛知中学の入試傾向についてです。
 
○昨年の入試デ―タ○
募集人数 160名  受験者数 1,419名  合格者数 966名
合格最低点 181点 (満点300点)
 
 
○算数:傾向と対策○
試験時間:50分 配点:100点 目標点数:65点
 
計算問題は毎年1問出題されるかされないかという程度です。一文問題の数が非常に多く、毎年13問前後出題されます。
応用問題は毎年6題前後出題されます。各単元の基礎を理解した上で、演習を重ねていくことが重要です。
その中で、どの解法を当てはめれば良いかを判断できる力を付ける必要があります。
 

試験時間が50分なので、計算問題があれば、そこで1~2分、応用問題を1問3分30秒で解くとして21分。
残り27~28分で一文問題を13問前後解答することになります。
一文問題は1問を2分程度で解答するスピードが要求されます。

 

≪出題頻度の高い分野≫

一文問題 → 旅人算、植木算、ニュートン算、時計算、速さと距離、場合の数、濃度、流水算

応用問題 → 周期・規則性、円と扇形の基本、面積の体積・容積、直方体・立方体、水量と容積

 

 

○国語:傾向と対策○
試験時間:50分 配点:100点 目標点数:70点
 
物語文→約3,000字で構成。論説文に比べ文字数が約1,000字多いですが問題数は変わません。
出題傾向は、漢字の出題が2問程度。記述式は毎年1問、選択問題が6問、抜き出し式が3問となっております。
論説文→約2,000字で構成。漢字は2~3問程度。
記述式は毎年1問、選択問題が6問、抜き出し式が3問と出題傾向は物語文と変わりません。
論説は注釈も多く、難しい語句や言い回しがあるので、語彙力が要求されます。

 
年々、愛知中学合格者平均点が上がっています。(平成21年64.6点→平成22年71.1点)

 

≪出題頻度の高い分野≫物語文、論説文

 

 

○社会:傾向と対策○
試験時間:30分 配点:50点 目標点数:28点
 
各単元選択問題と記述式の出題になります。
地理は、毎年地図や降水量の資料・グラフ問題が出題されます。愛知県に絡んだ問題も出題されますので、愛知県の工業や合併後の市の面積などは知識として持っておく必要があります。特に愛知県は自動車関連企業にスポットに当てられる事が多いので、全国で愛知県に並ぶ自動車関連企業は把握しておくこと。
歴史は、年表や写真など資料に元に解答する問題が多いです。系図の問題や、戦争や出来事の並び替えなど、歴史の流れを問われる出題が多くあります。時間軸などを整理しておきましょう。
公民は国会や憲法、内閣や裁判所の基本知識は確実に身につけておいてください。時事問題の出題もあるので、その年の世界の動きは頭に入れておきましょう。毎年、歴代総理大臣関係の問題が出題されますので、誰がいつ何をしたのか関連付けて整理しておきましょう。

 

 

○理科:傾向と対策○
試験時間:30分 配点:50点 目標点数:29点
 

社会同様各単元選択問題と記述式の出題になります。
物理は知識よりも計算問題が多く、原理原則を理解した上での解答が要求されます。出題範囲も広く、ばねやてこ、歯車など一通り押さえておく必要があります。
生物は細かい知識を問う記述説明を求める問題があります。身体の仕組みは細かい知識も覚えておきましょう。
化学では、水溶液の性質の出題率が高いので押さえておく必要があります。気体の性質も出題頻度が高く、ものの燃え方と連動して覚えていく必要あります。
地学の分野は、地球の公転・自転に加え、地層の出題傾向が高くなっています。知識だけではなく、その知識を応用できる力を付ける必要があります。早めに準備を行い、万全なを対策していきましょう。

このページのトップに戻る

愛知県のブログトップページへ

全国のブログ一覧ページへ

授業料・資料請求など各種お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

0120-555-202 受付時間:9:00~23:00(土日・祝日も受付しております)

ホームページからのお問い合わせ

資料請求はこちら