教育プランナーブログ

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今回は椙山女学園中学の傾向と対策をご紹介します。
 
○昨年の入試デ―タ○
募集人数 160名  受験者数 558名  合格者数 292名
合格者平均点 192.5点(300点満点)
  
○算数:傾向と対策○
試験時間:50分 配点:100点  目標点数:70点
 
50分の配分を考えると、計算問題は1問1分、一文問題は1問1分30秒、応用文章問題は4分で解かなければならない。
スピードと精密度を上げることが重要!
一文問題では特殊演算が広い範囲で出題されている。基本問題レベルを確実に理解して解けるようにする必要あり。
応用文章題では図形の問題が多く出題されている。最後の問題は難易度が高め。
算数が苦手なら、応用問題は飛ばして、まずは計算、一文問題で正答率を高めるようにしよう。 
 
出題頻度の高い分野:還元算 計算の順序 濃度 割合 速さ 比 立方体の堆積 旅人算 倍数算 場合の数
  
○国語:傾向と対策○
試験時間:50分 配点:100点  目標点数:65点
 
選択問題で括弧の中を埋める文法の選択問題が必ず出題されている。
言葉や文の意味や下線部の理由を選択する問題も出題。
抜き出し式では、別の言葉で言い換えをする問題が多い。
4~8字でふさわしい言葉を抜き出すものや、20字前後で文章で答える問題もある。
記述式では、物語文で10~60字程度、要約や「あのこと」とは何かを問う問題が多い。
論説文では20~30字で理由や説明を簡単にまとめるもの、70~90字で要約する問題が多い。
 
出題頻度の高い内容:物語文、論説文、同音異字
 
○社会:傾向と対策○
試験時間:30分(※理科と合計して60分) 配点:50点  目標点数:35点
 
地理→ 問題数は一番少ない。大問として出題されない年もある。選択問題では、グラフや地図を用いた問題が多い。グラフでは生産量を表した問題が多く、そこから正しいグラフはどれかという選択問題や、グラフから読みとりその理由を問う記述式の問題が出題。地図では生産地を答える選択問題が多い。
 
歴史→ 選択問題中心。写真や地図を用いた問題から年号の並び替え、人物や出来事を選ぶ問題が多く出題されている。歴史の流れを理解すること、各時代や人物について整理しておく必要がある。また、理由や説明をする記述式の問題は出題されないが、別称を答える問題や写真を見て名前を答える問題がある。もちろん漢字で書けるようにすること。
 
公民→一番出題数が多い単元。短文記述問題では理由や違いを答える問題が多く、40~50字で答えなければならない。選択問題では組織や出来事を選ぶ問題が多く出題されているため、記述式は少ないが、漢字で名称を答える問題が出題される。日本憲法の仕組みや社会問題についての問題もあるので対策が必要。
 
・史と公民が7割を占めている。
理科と社会で60分なので、社会を30分で解こうとすると、1問1分、短文記述は2分を目安にするとよい。
・公民では現在の時事問題も出題されるので日ごろのニュースを見ておく必要あり。 
 
○理科:傾向と対策○
試験時間:30分(※社会と合計して60分) 配点:50点  目標点数:28点
 
物理→ 回路、てこ、振り子の問題が多く出題される。選択式ではバネなど、図から位置を選択する問題や、実験結果で正しいものを選ぶ問題が多い。記述式は計算問題。短文での記述問題は出題されない。
 
生物→ 植物や呼吸、動物のつくりが多く出題されている。選択式では動物や植物の写真から名称や鳴き声を選ぶ問題が毎年出題されている。記述式では説明分から名称や時柄を答える問題が多い。短文記述では理由をまとめる問題が多く、10~70字と幅広い。 
 
化学→ 水溶液、気体、物の燃え方が多く出題されている。選択式は図やグラフから正しいものを選ぶ問題が多い。記述式は計算問題。短文記述は実験の方法を答える問題が多く、文字の制限がないため、簡潔に答える必要がある。 
 
地学→ 天体、地層、天気が多く出題されている。選択問題では括弧の穴埋めや正しい組み合わせを選択する問題、図から正しいものを選ぶ問題や、地層の並び替えが多い。天体では図から日付を選ぶ問題が多い。記述式では、図から季節を読み取り答える問題や、説明分から名称や時柄を答える問題が多い。短文での記述問題は出題されない。
 
理科も30分の時間を使う。社会同様、1問1分、短文記述を2分を目安にする。
・物理や化学では実験の内容や結果の理解を深めること、道具の名称を覚えることが必要。
・生物、地学では名称を答える問題が多いので、単語を暗記するだけでなく、図や説明分から名称を答えられるように深い理解が必要である。
 
 
過去問演習ではスピードを意識して解く練習が必要です。
キッチンタイマーを手元に置いて勉強するのも一つの手ですね!
時間を計って問題を解いてみましょう。

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