2011年11月26日
愛知県 【大学受験シリーズ③】センター試験対策 英語
≪センター試験:英語≫
前回の数学に引き続き、今回はセンター試験 英語編をお送りします。
■配点
筆記 200点
リスニング 50点
≪筆記≫
■問題構成
①発音・アクセント 14点
②文法・語法表現 41点
③~⑥読解問題 145点
■出題形式
①A:発音 B:アクセント
②A:空所補充 B:対話完成 C:整序英作文
③A:語句の意味の推測 B:意見の要約 C:文の空所補充
④A:グラフと説明文の読解 B:書類の読解
⑤ビジュアル読解
⑥論説文の読解
■傾向と対策
①発音・アクセント
正しい知識が必要とされるため、頻出の単語を繰り返し自分で発音して覚えておきましょう。
②文法・語法
A:語句の意味や文法・語法の知識、慣用表現などを問う問題。基本的なルールをしっかりと押さえましょう。
B:対話文中の空所に適切な表現を補う問題。定型的な会話表現の知識や、会話の流れを正しく把握できるようにしておきましょう。
C:与えられた語句を並び替えて正しい英文を完成させる整序英作文。文法構文の理解や文章の意味を推測する事が重要です。
③読解問題
A:文中の特定の語句の意味を文脈から推測する問題。
B:文または会話文中の空所に最も適当な要約文をあてはめる形式の問題。
C:文章中の空所3箇所に当てはまる英文を選択する問題。
④読解問題
Aは調査や実験に関する説明文と図表やグラフを読んで設問に答える形式。
Bは広告・案内・書類といった資料の読解問題。
⑤読解問題
1種類だが発言内容について問う問題と、発言に一致する状況のイラストを選ぶ問題の2種類の形式がある。
文章を的確に理解する読解力と、正しいイラストを選ぶために分散している情報を素早くつなぎ合わせる力が必要となります。
⑥読解問題
論説文の内容と合致する語句、文を選ぶ問題のほか、主題や要旨について問題が出題される。
さほど難解な英文は出題されないが、時間内に読まなければならない文量が多いので、
時間配分と実践的なスピードを身につける事が大きな課題となります。
日頃から長文を読むなどして英文に慣れておきましょう。
また、センター試験特有の出題形式もあるので過去問で演習を積んでおく必要があります。
≪リスニング≫
■問題構成
①~③ 対話文
④ モノローグ
■出題形式
①数値・イラストなどの選択 12点
②応答文の選択 14点
③A:短い対話文の内容把握 B:長い対話文の内容把握 12点
④A:短い英文の内容把握 B:講義文の内容把握 12点
■傾向と対策
①は短い対話の内用把握を問う問題。 (25語前後)
②は短い対話に続く応答として適当なものを答える問題。(25語前後)
③はAとBに分かれ、Aは50語程度の対話の内容把握。Bは150語前後の長い会話を聞いてそれに沿って図表を完成する問題。
④もAとBに分かれ、Aは短文(100語前後)の内容把握。
アナウンスやスピーチなども含まれるので、場面を想像しながら聞きとるようにしましょう。
Bは200語前後の長い長文で説明文やエッセイ、講義文が出題され、複数の設問に答える形式。
リスニングは年々難しくなっている傾向があるが、単なる聞きとりというよりも「内容をしっかりと理解する」ことが重要になります。
読解と同じように、しっかりとした理解力が求められるが、放送文自体は平易で、
スピードもナチュラルかやや遅め程度なので慣れておくのが一番です。
日頃からCDやテレビやラジオなどの音声講座で耳を鳴らしておくとよいでしょう。
過去問などで多様な問題形式に慣れておきましょう。