2012年3月25日
愛知県 学習指導要領改訂で何が変わった?何が変わる?(小学校編)
2009年に学習指導要領の改訂が告示され、2011年から小学校が、
2012年からは中学校の指導要領の改訂が完全実施となりました。
今回は、小学校は何が変わったかをご紹介します。
■30年ぶりに授業数が増加
改訂前5367コマ(1コマは45分)に対し、改定後は5645コマに、278コマの増加となります。
国語、社会、算数、理科、体育の授業時間数が10%程度増加し、
週あたりのコマ数が、低学年で週2コマ、中・高学年で週1コマ増加されました。
■各教科の変更点
①国語
・ことわざ、古文漢文の音読など、古典に関する学習を充実
・記録、説明、批評、論述、討論などの学習を充実
・新聞記事を読む(5、6年)
②算数
・台形の面積の求め方復活
・円周率3.14の復活
・そろばんの学習の充実
③社会
・地域の伝統文化を追加
・世界文化遺産、国宝の学習を追加
④理科
・食物連鎖の学習の追加
⑤英語
・5、6年生を対象に週1回の英語の授業を実施
・聞くこと、話すことを中心に指導をする
その他、豊かな心や健やかな体の育成を目的に、道徳教育や体育などの充実を行います。
勉強内容だけが増えるのではなく、課外活動時間も増加します。
学校の授業に遅れないように、トライでは前倒しでの学習や学校の内容に沿っての
対策を行っています。お気軽にご相談ください。