教育プランナーブログ

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こんにちは。家庭教師のトライ愛知本部です。

今回 ご紹介するのは、【失敗しない夏の読書感想文の書き方】です。

 

夏休みにきまって課題として出される感想文、どうやって書いていますか?

 

本を読まずにあとがきをまとめればいいかな…

去年お兄ちゃんが書いたものを書き写せばいいや…

ネットで検索してでてきた感想文そのままコピーしよ…

 

そんなことをしても、読書感想文に費やす時間に全く意味がありません!

 

読書感想文は【総合的な国語力が身につく】非常にいい課題なのです。

入試でも出題される小論文を書くときの力のベースにもなります。

同じ取り組むなら、2学期以降の国語の勉強にもいい効果をもたらすような取り組み方で

感想文を書いてほしい!それがトライの考えです。

 

失敗しないための重要なポイントは3つです。

 

●本のあらすじは書かない!

よくある感想文のパターンが、「本のあらすじ8割、感想2割」となっているケースです。

感想文の読み手はその本を書いた著者だと思って、あらすじには全く触れずに

書き進めるようにしましょう。あらすじを書かないと原稿用紙が埋まらない!と思っている方は、

2番目のポイントを読んで発想の転換が必要です。

 

●いきなり原稿用紙に書かない!

原稿用紙5枚と決まっていることも多い感想文。まずは自分の一番言いたいことが

分かりやすく伝わるように、大まかな段落分けと文量を決めてから書いてみましょう。

 

(段落わけ例)

<起>この本を読んで一番感情を揺り動かされたこととその理由

<承>主人公を取り巻く環境と自分との対比

<転>もし主人公が自分だったら…と仮想してみて

<結>これからの生活への教訓、前向きな行動宣言

 

●本を読んだ感想は書かない!

読み手である先生が読書感想文を読んで知りたいことは、読書後にもたらされた

あなた自身の考えの変化です。

主人公を取りまく環境や時代背景、その中で主人公がどう行動しているか。

そこから自分の生活を振り返った時に教訓となるものはないか。

「この本を読んでこう変わっていきたいと考えた」と前向きな言葉で結ばれているといいですね。

 

 

この3つのポイントをおさえて感想文を書き終えた後、身についている力とは…

 

★要約力…著者が最も言いたかったことは何かをとらえられるか

★論理構成力…自分の主張を論理的に説明するための文章構成ができているか

★問題発見力…自分の生活を客観的な視点でとらえ問題を発見できているか

 

この3つの力があれば、どんな難しい長文読解の問題が出ても鬼に金棒です。

 

さらに!書き出しや結びの言葉に、読み手にインパクトを残す工夫ができれば、

表現力も身についてしまうという、なんとも素晴らしい課題が読書感想文なのです!

 

 

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