2014年6月14日
愛知県高校入試 内申点アップの秘訣はこれだ!
こんにちはトライ愛知本部です。
梅雨の時期に入り不快な季節が続きますが,
夏休み前までに問題点を一つでも多く解決出来るように日々取り組んでいきましょう。
さて今回は,高校受験における『内申点』をテーマとさせて頂きます。
愛知県の公立高校受験における内申点は,
全国的に見ても重要度が非常に明確となっています。
当日点と内申点のどちらを重視するかという判断は各学校に委ねられています。
(1)内申点の重要度
内申がどの程度重視されるかは3タイプにわかれます。
・タイプⅠ(内申学力同等型):内申点と当日点を1:1の割合でそのまま加算します。
例:日進西高校,富田高校,犬山高校,長久手高校,旭野高校,衣台高校,豊野高校,碧南高校
・タイプⅡ(内申重視型):内申点を1.5倍し,当日点をそのまま加算する内申点重視タイプです。
例:犬山南高校,日進高校,尾西高校,守山高校,知立高校,安城南高校,三好高校,豊橋西高校
・タイプⅢ(学力重視型):当日点を1.5倍し,内申点をそのまま加算する学力重視タイプです。
例:旭丘高校,菊里高校,明和高校,千種高校,岡崎高校,刈谷高校,豊田西高校,時習館高校
タイプによって内申点の割合は違ってきますが,内申点が数値化され明確に計算されることに違いはありません。
このシステムのメリットは,自分の内申でどこの高校を受ける事が出来るかが高い精度で予測出来ます。
そのため、学校生活において、学力を伸ばす事だけでなく,内申点を伸ばす事が重要となります。
人によっては,【内申点を稼ぐ】事に対して抵抗を感じる事もあるでしょう。
しかし,捉え方次第かもしれませんが、内申点を稼ぐと言う事は高校生活やそれ以降の人生においても
非常に大切な事に繋がると思います。
(2)内申点は何によって判断されるのか
1.授業態度
まずは普段の授業態度が「意欲・関心・態度」に繋がります。
ここでは最低限マイナスの行動を取らない事がポイントとなります。
マイナスの行動とは,寝る・私語をする・遅刻をする・教科書を開かない・別の勉強をするなどが挙げられます。
「手を挙げる・発表をする」などが出来なくても,マイナスの行動をしなければ内申点は下がりません。
これは,今後社会人になる上でも非常に重要な観点です。
他者の話を聞く・遅刻をしない・話の理解に努めると言う事は社会人にとっても重要です。
こういったことを大人になってから努力をする事は意外と難しいです。
行動の癖がついていないため,気を抜くと危険です。
社会人になってからこのような行動を怠ってしまうと一度で信用を無くしかねません。
中学生のうちから行動の癖をつけるようにしましょう。
2.提出物
宿題を期限内に出す・答えを丸写ししないなどが求められます。
これも最低ラインとして,自力で解答をし期限当日に提出するという事がマイナスとならないポイントです。
全てに解答をする・期限よりも前に出す事で加点評価とはなりますが,
まずはマイナス評価をされない努力をしましょう。
これもやはり社会人として重要な観点です。
仕事を期限までに終わらせること・他者の意見を取り入れながら自力で完成させるなどは大切な力です。
計画の立て方,調べ方,まとめ方という力は自力で身につくものではなく,
最初は教えてもらう必要があります。中学生のうちに基本的な方法は学んで習得しておきましょう。
3.定期テスト
ここでようやくテスト結果となります。
内申点はテストの結果が良ければ満点がもらえるということは100%ありえません。
もちろんテスト結果が良いことで1や2を付けられる可能性は低くはなりますが,
授業態度や提出物の状況によっては満足いく内申点が付けられないこともあります。
社会人においても結果は非常に重要です。
しかし,仕事の過程や取り組む姿勢,完成度というものも評価に含まれますので
結果が全てという訳ではありません。
結果ばかりを追い求めてその他が疎かになるようであれば,満足の行く評価を得ることは出来ません。
この他にも学校の先生が評価する観点はありますが,大きな柱は以上の3つです。
このどれが欠けても満点はもらえませんし,この3つをしっかり取り組むことができれば
安定した内申点を得られると思います。
内申点を取ることは学校生活だけのためでは無く,自分自身の将来のためにも繋がるものです。
もう一度自分の行動を振り返り,改善出来る事は積極的に改善して行きましょう。
トライでは,学力を向上させるだけでなく,
一人ひとりに合わせた計画の立て方・勉強の方法・工夫の仕方についてもサポートを行っております。
内申点が思うように伸びない・頑張っている割には成果が出ないという子は、
やり方に一工夫必要なことが多いです。
トライの教育プランナーがサポートを行いますので一度ご相談下さい。
多くの中学生と会ってきたプランナーがその子に合わせた対策を行っていきます。