2011年5月12日
群馬県 三学期制中学定期試験に備えて(2)
今回は前回に引き続き、定期試験対策の具体策についてお話ししていきます。
理想を言えば、定期試験一ヶ月前から試験対策ができればいいのですが、
大多数のお子さまは試験一週間前くらいから試験勉強を開始するのが現状だと思います。
なので今回は、一週間前から勉強をスタートして、いかに内容を充実させるかに焦点をあてアドバイスさせていただきます。
試験勉強のポイントは、
①一週間前からきっちり勉強する
②範囲の中に穴がないか確認し、埋める
③問題をたくさん解く
です。
①は、試験一週間前からは手を抜かずに、毎日勉強をするということです。
部活も休みになり、範囲も出揃ったにも関わらず、試験三日前や前日にならないとエンジンがかからないお子さまは多いです。すると結局学習時間が足りず、試験で失敗してしまいます。
試験一週間から学習を始めれば、部活がなければ平日3時間、土日5時間勉強するとすると、一週間で25時間の勉強時間を確保できます。主要5教科だけであれば、各教科5時間試験勉強ができる計算になります。まずはこの時間を無駄にしないことです。
②は、学校から提示された試験範囲すべてに目を通し、理解や定着が足りないところはないか確認することが重要ということです。
直前になって追い込まれると、ついヤマを張って得意分野や限られた範囲だけを勉強しがちですが、苦手分野をいかに克服するかによって大きく点数に差がつきます。苦手範囲を避けずに、他人に頼ってでも克服するべきです。
最後に③についてです。
お子さまの中には、課せられた学校のワークの範囲を終わらせるだけで満足してしまう方が多くいらっしゃいます。
どのような問題が出ても本番で慌てずに済むように、ワーク以外の問題集にも手を広げてみるべきです。その時の問題集としては、市販の物でもかまいませんので、学校で使っている教科書準拠の問題集がお薦めです。そのような問題集であれば、学校の試験範囲と一致させることができ、範囲漏れが起きづらいですし、
特に英語と国語は教科書の文章をそのまま問題形式にしているので、試験の問題とよく似た形式になる可能性が高いです。
次回は、実際の本番でいかに効率よく点数を稼ぐかについてお伝えしたいと思います。