2011年9月19日
群馬県高校入試 理科④地学の傾向と対策
群馬県の公立高校入試の傾向と対策を、各教科の単元ごとにお伝えしていきます。
8回目の今回は、理科の地学です。
理科は地学に限らず、ほぼ全ての単元からバランスよく出題されます。そのため、全ての単元をバランスよく習得することが最重要課題ですが、勉強方法といえばほとんどが暗記です。そこで、要点を効率的に覚えていくことが大切になってきます。
地学の分野は大まかに挙げると「大地のつくりと変化」「天気とその変化」「地球と宇宙」などです。
出題される小問では基礎的・基本的な知識と理解が問われるため、ここは確実に点を取っておきたい部分です。
大問では、ここ最近の傾向として観察結果や考察を簡潔に記述させる問題が出題されています。
これらの対策としては、テストや問題集・過去問に出てきた問題をノートにまとめていくことをおすすめします。
全ての範囲をノートにまとめようとすると膨大な量と時間がかかるため難しく感じるかもしれませんが、出てきた問題にまず取りかかることで自然と重要なポイントもわかってきます。また、まとめていく際に観察結果や考察はもちろんですが、できなかった部分の解説やその答えに至る根拠なども書いていくと、自分の中で整理ができ着実に身についていくでしょう。
最後に、ここ数年の出題傾向をみると「大地の活動と地震や火山」「地球の運動と天体の動き」「大気の動きと大気中の水の変化」「前線と天気図」から出題されているので、これらのポイントを押さえておくことは重要です。