2012年2月9日
群馬県 高校選びについて
相変わらず寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
先日とある中学校2年生のご家庭から、
いつ頃から高校受験を意識して勉強し始めるべきかというご相談をお受けいたしました。
そこで今回は、これから中学3年生になる皆様に、
高校受験の意識調査の結果をお伝えできればと思います。
高校1年生を対象に行われた、高校受験を振り返った時の意識調査によると、
過半数は中学3年生初めの時点で高校受験を意識し始めたとの結果が出ました。
具体的な高校選びに関しては3年の夏休み後で初めて過半数を超える形になっていますが、
それでも、多くの方々は、3年の前半には、
高校名を具体的に挙げたうえで勉強に取り掛かっていることがうかがえます。
現在群馬の公立高校では独自問題のシステムがなくなりはしましたが、
それでも志望校に合わせて入試で取らなければならない最低点はある程度決まっています。
早めに志望校を決め、目標ラインを早めに把握しなければ、いつまでにどこまで実力を
つけなければならないのかがわかりません。それでは夏休みの学習計画も立てづらいので、
せめて夏前までには目標とする偏差値等のラインを決め、目的・目標意識を持って
学習計画を立てるべきです。
実際、3年生の夏の平均学習時間は週19時間ですが、成績上位者と下位者では
週10時間以上もの勉強時間の差があります。
もし上位校を目指すのであれば、後になって目標と自分の実力との落差に嘆く前に、
早めに手を打つべきでしょう。