教育プランナーブログ

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群馬県の公立高校入試の特徴から、最も注意すべき教科は『数学』と考えられます。
 
その理由として、ここ数年の傾向から以下のことが挙げられます。
 
 
①自校問題の実施校なし
 
群馬県では各学校の実態を踏まえて、より一層生徒の能力や適性、学習到達度に配慮した
入学選抜を行うことと、入学後の指導体制の充実を図ることを目的として、自校入試が実施されてきました。
 
主に県下の進学高校を中心に実施されてきましたが、2013年度入試においては実施校なしとなりました。
 
その一つの要因として、自校問題を課さなくても、
県の入試問題だけで十分に検査の判断材料になることがいえます。
 
特にそれは【数学】においてです。
 
数学の大問6は、正答率が2割以下と言われており、非常に難易度の高い問題が出題されます。
 
つまり普通科進学校が望んでいる思考力や応用力があるかどうかは、
高校入試問題でも十分判断できるということです。
 
 
 
②難関校や上位校の数学の試験時間が長い
 
 一般的に1教科の試験時間は50分ですが、数学のみ60分にしている学校があります。
 
以下は昨年度入試の数学で試験時間を60分にしている学校です。
 
前橋、前橋女子、前橋南
高崎、高崎女子、高崎北、高崎経済大附属、藤岡中央
桐生、桐生女子、伊勢崎、伊勢崎清明
太田、太田女子、太田東
沼田、渋川女子
舘林、舘林女子、西邑楽
 
ご覧のとおり、ほとんどの学校が進学高校と言われる偏差値上位の高校です。
 
試験時間を減らして他よりハードル(条件)を上げるのではなく、
時間を増やしているということは、後半に出題される難関な問題を解けるか否かを
見極めようとしている意図が伺えます。
 
上記にある高校を志望される方は、難関な応用レベルの問題まで対応できるように
していく必要があります。
 
 
以上のことから、群馬県においては【数学】を重視する学校が多いということがわかります。

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