2013年10月2日
群馬県 大学入試の傾向と対策 ~社会編~
大学入試の社会においてどの科目を選択するかのポイントについてお伝えします。
A.世界史or日本史
1)理系は歴史を外す
まず理系に進学希望の方は、世界史・日本史共に選択から外すことをおすすめします。
地理や公民科目(現代社会、倫理、政治・経済)に比べて、覚える量が多いため、
配点の低い社会で学習の負担を大きくしてしまいます。
2)興味のある方を選択する
どちらが有利、不利はありません。
歴史は完全に暗記教科なので、興味のあったり、面白いと思う方が暗記しやすいです。
3)カタカナ派・漢字派で決める
『カタカナ語句の多い世界史』と『漢字の多い日本史』は、自分にとってどちらが覚えにくいかで
判断するのもよしです。
B.地理or公民
理系で必要な社会は一つだけです。
先に書いたように理系学部における社会の配点は極めて低い大学が多数です。
できるだけ配点の高い英語や数学、理科に時間を割けるように選択しましょう。
1)地理は学校の授業で覚える
高校で倫理・政治経済の授業がない学校はありますが、地理の授業は必ずあります。
そこで地理は学校の授業を受験勉強として、授業中に暗記してしまうのがポイントです。
2)倫理と政治経済は量が少ない
近年の入試の傾向として、『倫理or政治経済』の選択できる大学が減り、
『倫理+政治経済』として選択を課する大学が増えました。
理由としては、他の社会の科目よりも覚える量が少ないからです。
しかし、それでも倫理+政治経済<地理<歴史(世界史・日本史)と言われています。