教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



大学入試の傾向と対策 ~国語編~

 

 

センター試験国語の概要

・「国語総合」「国語表現Ⅰ」の内容が出題範囲

・近代以降の文章、古典(古文・漢文)を出題

・80分200点満点

例年大問4問

 

 

大問1:評論文・・・問題数7問(4~5択)

・傍線部と同じ漢字を含むもの

・傍線部の理由

・どういうことを例えているか

・筆者の考え

・表現上の特徴

・全体の構成について

 

大問2:小説・・・・問題数6問(5~6択)

・本文中における語彙の意味

・登場人物の行動の理由

・登場人物の心情の説明

・文章の表現に対する説明

 

大問3:古文・・・問題数6問(5択)

・傍線部の語彙解釈

・助動詞、助詞、形容動詞の活用語尾から文法的に合うもの選択

・誰がどのようなことを言ったのか

・言葉に込められた登場人物の心情

・和歌に関する説明

・文章と表現と内容について

 

大問4:漢文・・・問題数8問(5択)

・1つの漢字と同じ意味の漢字を含む熟語選択

・書き下し文に直し、筆者の心情

・書き下し文に直し、状況を説明

・一文から、その時系列を考える

・返り点のつけ方と書き下し文の組み合わせ

・一文を書き下し文に直し、解釈する

 

 

【センター試験の対策】

 

1、評論文

 

①筆者が「どうして、何を根拠に、何を主張しているのか」という『筆者の立場』『筆者の考え』

 「筆者が読者である私たちに何を言いたいのかということ」を捉える練習をすること。

 

接続語や段落構成に注目すると、筆者が「何を根拠に、何を主張しているのか」をつかみやすくなります!

 問題を解きながら、それらを自分なりにチェックをしていきましょう。

 

 

2、小説

 

①小説での一番のポイントは『登場人物の心情の変化』『情景描写の変化』です。

 

②読み進めながら、登場人物に印をつけたり、情景が変わる瞬間に着目し、

 ①で挙げた、『変化』に気づけるようにしましょう。

 

表現の特徴もセンター試験ではよく狙われます。

 例えば比喩や、擬人法、繰り返し表現などは復習しておいて損はありません。

 

 

3、古文

 

①古文では『登場人物』が主語として明記されません。

 本文を読みながら、『誰が何をどのようにしたのか』、前後の文脈を参考に読んでいきしょう。

 

②古文では、助詞、助動詞、形容動詞の語尾がややこしい為、文脈中でそれらの差異に

 気付けるように、各々の性質を自分なりに表でまとめておけると◎です。

 

③センター試験では『和歌』も頻出です。和歌には枕詞や掛詞等、独自の表現技法があります。

 具体例と照らし合わせながら、技法を覚えましょう。

 

 

4、漢文

 

①漢文では、白文に返り点や送り仮名がふってあるものから、

 『書き下し文』に直し、そして『現代語訳』に直す力が求められます。

 特に、返り点のレ点や一二点、上中下点の用法は暗記必須です!

 

②センター試験では、一文を自ら解釈する問題が頻出です。

 そこから、筆者の心情や、物語の状況を捉える為、漢文の文法暗記はさることながら、

 より多くの漢文に挑戦し、触れることが大切です。

このページのトップに戻る

群馬県のブログトップページへ

全国のブログ一覧ページへ

授業料・資料請求など各種お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

0120-555-202 受付時間:9:00~23:00(土日・祝日も受付しております)

ホームページからのお問い合わせ

資料請求はこちら