2013年10月24日
群馬県 大学入試の傾向と対策 ~英語編~
群馬県 大学入試の傾向と対策 ~英語編~
【センター試験の出題傾向】
全体を通して、出題傾向は毎年ほぼ同じです。設問数や大問の配点も含めて変化はありません。
センター試験の英語は、英語の基礎学力を判定する目的で出題されていますが、
それは決して知識を問うものではなく、コミュニケーションの手段としての英語力を、
どの程度身につけているかを測るものです。
【ポイント1】発音・アクセント
日頃の学習の中に音声を取り入れることが効果的でしょう。
英単語を暗記する際にはCDやWEBサイトなどで、音声を利用して意味と一緒に
正しい発音やアクセントを声に出して覚えるように心掛けましょう。
英文はできるだけ音声を利用して、正しい発音に続いて声を出す音読を習慣化しましょう。
【ポイント2】文法
Aは文法、語法、単語・熟語と満遍なく出題され、全体的には素直で解き易い問題が多いです。
Bの他は基本的な文法ですので、基本の英作文練習をしておきましょう。
文法・語法に関しては、時制・態・仮定法・助動詞・準動詞など動詞に関連した分野が例年出題されています。
対策がおろそかになりがちなのが、単語・熟語・類語の使い分けなどの語彙や語法に関する分野です。
【ポイント3】口語コミュニケーション
対話問題では、対話の場面・話題・発言の意図・会話全体の流れなどを的確につかむことが求められます。
加えて日頃から語彙を増やすように努めましょう。
また、会話でよく使われる基本的な応答表現や慣用表現の知識を身につけておくことも重要です。
【ポイント4】英作文
標準的なレベルの出題が続いていますが、文法・構文の基礎学力がないと確実な得点が
難しい分野になります。
日頃から、主部・述部・修飾関係などの英文の構造に注意して学習することと、
教科書レベルの例文をしっかり身につけ、センター試験の過去問を解いて充分慣れておくことが重要です。
【ポイント5】長文読解
センター試験の難しさの大きな要因として、文章量の多さが挙げられます。
数多くの長文を読み、速読力を高める訓練をしておきましょう。
長文読解問題は、パラグラフごとのテーマを把握し、その論理展開を見抜く力を養うことが大切です。
まずは語彙力を強化し、標準的なレベルの文章をしっかりと読む訓練を積むことが重要です。