教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



こんにちは!
 
いよいよ、公立高校前期入試まで2週間ほどになりました。
 
後期入試とは全く異なる点が、「前期入試」にはあります。

それは、「小論文」と「面接」を実施する高校が大多数である点です。
 
「小論文って、どう書けばいいのだろう。」「小論文と作文の違いって何?」

「面接の時、どんな事を話せばいいのだろう。」
 
など、不安に思っている受験生も、沢山いるのではないでしょうか。
 
今回は、そんな「前期入試対策」にスポットをあて、「前期入試」を受験する皆さんが

自分に自信を持って迎えられるよう後押し出来たらと思います!
 
 
【小論文対策!~小論文とは、どうしたら書けるのか~】
 
(その1)
 
小論文の構成は「はじめ」「中」「終わり」が基本!!特に「中」が大切!!
 
「はじめ」

問題文に対して、自分の意見や考えを述べる。
 
ex 私は、△の意見は~だと考える。 僕は、□という考えに賛成である。
 
「中」

「はじめ」において述べた、自分の意見や考えの根拠となる、「中身」を書く。

ここが、小論文の肝!どこまで、読む人を納得させる「経験談」や「考え方」、

「理由」を書けるかどうかが大切です。
 
ex

・私は、中学1年の時、~で、-なことを経験した。このことから、私は・・・なことを学んだ。

 このことから、私は○○だと考えるのだ。

・僕は、~な時、○○だと思っていた。しかし、□さんから「~。」と言われ、△を気付いた。

 この筆者は言うように、僕も・・・に対して~だと考える。
 
「終わり」

「はじめ」「中」に書いたことを踏まえた上で、小論文のまとめとなる文章を書く。
 
ex

・以上より、僕は~の問題に対して○○だと考える。

・つまり、私は筆者の考えに対して賛成である。

・以上より、僕は筆者が言う△の考えよりも~という対策をとるべきであると考える。
 
 
(その2)
 
小論文は「~である。」「~だ。」「~だと考える。」「~を学んだ。」の断定的言葉を使う。

「~です。」「~だと思います。」は×
 
 
(その3)
 
文章どうしの接続をするにあたり、「接続語」を使う。
 
ex

つまり 以上より だから しかし 一方で 何故なら また そして
 
 
(その4)
 
本番、原稿用紙に直接書く前に、構成メモを作る。

直接書き始めると、あなたの「論」(論旨)はずれていってしまいます。

この問題に対して、「自分は、何を根拠に、どのように考える」のかといった、

小論文の一番軸になる文章を基に、「はじめ」「中」「終わり」の構成を考えましょう。
 
 
(その4)
 
日ごろから、テレビのニュースや、新聞を見る習慣をつけましょう。

そこから「時事問題」を読み取り、「自分はその問題に対して、どのように考えるのか」明確にしておきましょう。

具体的には、さまざまなニュースに対する自分の考えを、メモしておく事をおススメします!
 
ex 環境問題・・・地球温暖化、異常気象、ごみ問題、絶滅する動物
 
 
【面接対策!~面接時に気をつけること~】
 
(その1)
 
面接時、皆さんが受ける高校の試験官が見たいのは、あなた自身の「人柄」や「考え方」。

自分の考えることや、中学校生活で学んだことなど、「自分の言葉」で、

試験官の目を見て、話しましょう。身構えて、偽りの自分を演じても、それはばれてしまいます。

つまり!「自分の言葉で話す」「目を見て話す」ことで、あなたの気持や考えは、きっと試験官に伝わります!
 
 
(その2)
 
挨拶やお辞儀をしっかりすることを心がけましょう。

「失礼します!」「ありがとうございました!」と言った、挨拶やお辞儀の様子も試験官は見ています。
 
 
(その3)
 
敬語で話す。「私は~です。」「僕は~と考えます。」
 
 
(その4)
 
試験官に話しかけられたら、「はい。」と応答する。いわゆる「タメ口」は厳禁です。
 
 
(その5)
 
ハキハキと明るく、聞こえやすい大きさの声で話す。
 
 
(その6)
 
試験官の質問が聞きとれなかったり、分からなかったら、「もう一度、お願いします。」と素直に言う。

質問がわからないまま、適当に答えないようにしましょう。
 
 
いかがでしたか?

「前期入試」は、私立入試や、後期入試とは違い、あなたの「考え」や「人柄」を、高校の先生方は知りたいのです。

緊張や不安を感じると思います。しかし皆さんには、まだ時間があります。

まだまだ、対策を練ることが出来るはずです。
 
「前期入試」だからと甘んじず、後悔のないように、対策をしっかりととって

思う存分!あなたの「自分らしさ」を発揮して来て下さい。
 
皆さんの健闘を心から、祈っています!

このページのトップに戻る

群馬県のブログトップページへ

全国のブログ一覧ページへ

授業料・資料請求など各種お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

0120-555-202 受付時間:9:00~23:00(土日・祝日も受付しております)

ホームページからのお問い合わせ

資料請求はこちら