2014年1月30日
群馬県 公立高校前期入試 ~小論・面接対策~
こんにちは!
いよいよ、公立高校前期入試まで2週間ほどになりました。
後期入試とは全く異なる点が、「前期入試」にはあります。
それは、「小論文」と「面接」を実施する高校が大多数である点です。
「小論文って、どう書けばいいのだろう。」「小論文と作文の違いって何?」
「面接の時、どんな事を話せばいいのだろう。」
など、不安に思っている受験生も、沢山いるのではないでしょうか。
今回は、そんな「前期入試対策」にスポットをあて、「前期入試」を受験する皆さんが
自分に自信を持って迎えられるよう後押し出来たらと思います!
【小論文対策!~小論文とは、どうしたら書けるのか~】
(その1)
小論文の構成は「はじめ」「中」「終わり」が基本!!特に「中」が大切!!
「はじめ」
問題文に対して、自分の意見や考えを述べる。
ex 私は、△の意見は~だと考える。 僕は、□という考えに賛成である。
「中」
「はじめ」において述べた、自分の意見や考えの根拠となる、「中身」を書く。
ここが、小論文の肝!どこまで、読む人を納得させる「経験談」や「考え方」、
「理由」を書けるかどうかが大切です。
ex
・私は、中学1年の時、~で、-なことを経験した。このことから、私は・・・なことを学んだ。
このことから、私は○○だと考えるのだ。
・僕は、~な時、○○だと思っていた。しかし、□さんから「~。」と言われ、△を気付いた。
この筆者は言うように、僕も・・・に対して~だと考える。
「終わり」
「はじめ」「中」に書いたことを踏まえた上で、小論文のまとめとなる文章を書く。
ex
・以上より、僕は~の問題に対して○○だと考える。
・つまり、私は筆者の考えに対して賛成である。
・以上より、僕は筆者が言う△の考えよりも~という対策をとるべきであると考える。
(その2)
小論文は「~である。」「~だ。」「~だと考える。」「~を学んだ。」の断定的言葉を使う。
「~です。」「~だと思います。」は×
(その3)
文章どうしの接続をするにあたり、「接続語」を使う。
ex
つまり 以上より だから しかし 一方で 何故なら また そして
(その4)
本番、原稿用紙に直接書く前に、構成メモを作る。
直接書き始めると、あなたの「論」(論旨)はずれていってしまいます。
この問題に対して、「自分は、何を根拠に、どのように考える」のかといった、
小論文の一番軸になる文章を基に、「はじめ」「中」「終わり」の構成を考えましょう。
(その4)
日ごろから、テレビのニュースや、新聞を見る習慣をつけましょう。
そこから「時事問題」を読み取り、「自分はその問題に対して、どのように考えるのか」明確にしておきましょう。
具体的には、さまざまなニュースに対する自分の考えを、メモしておく事をおススメします!
ex 環境問題・・・地球温暖化、異常気象、ごみ問題、絶滅する動物
【面接対策!~面接時に気をつけること~】
(その1)
面接時、皆さんが受ける高校の試験官が見たいのは、あなた自身の「人柄」や「考え方」。
自分の考えることや、中学校生活で学んだことなど、「自分の言葉」で、
試験官の目を見て、話しましょう。身構えて、偽りの自分を演じても、それはばれてしまいます。
つまり!「自分の言葉で話す」「目を見て話す」ことで、あなたの気持や考えは、きっと試験官に伝わります!
(その2)
挨拶やお辞儀をしっかりすることを心がけましょう。
「失礼します!」「ありがとうございました!」と言った、挨拶やお辞儀の様子も試験官は見ています。
(その3)
敬語で話す。「私は~です。」「僕は~と考えます。」
(その4)
試験官に話しかけられたら、「はい。」と応答する。いわゆる「タメ口」は厳禁です。
(その5)
ハキハキと明るく、聞こえやすい大きさの声で話す。
(その6)
試験官の質問が聞きとれなかったり、分からなかったら、「もう一度、お願いします。」と素直に言う。
質問がわからないまま、適当に答えないようにしましょう。
いかがでしたか?
「前期入試」は、私立入試や、後期入試とは違い、あなたの「考え」や「人柄」を、高校の先生方は知りたいのです。
緊張や不安を感じると思います。しかし皆さんには、まだ時間があります。
まだまだ、対策を練ることが出来るはずです。
「前期入試」だからと甘んじず、後悔のないように、対策をしっかりととって
思う存分!あなたの「自分らしさ」を発揮して来て下さい。
皆さんの健闘を心から、祈っています!