2017年1月21日
群馬県 高校入試・数学 追い込み対策!ここだけ押さえよう「合同証明」
合同を証明をするにあたり、三角形の合同条件は覚えていますか?
【三角形の合同条件】
・3組の辺がそれぞれ等しい
・2組の辺とその間の角がそれぞれ等しい
・1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい
※注意したいところ
合同条件を書くときに「それぞれ」を書き忘れないようにしよう
2つの三角形があるときに、合同条件のいずれかが成り立てば、
2つの三角形は合同であるといえます。
なので、まずは、どの合同条件に当てはまるかを考えていきましょう。
<ポイント>
合同に見える図形に着目して、合同条件にあてはまるかどうかを考えること
証明の根拠となる主なポイントは
・対頂角の性質
・三角形の内角と外角の性質
・平行線の性質
・三角形の合同条件
・合同な図形の性質
があります。これらに着目して進めていきましょう。
では、証明の基礎パターンを使って三角形の合同を証明しよう!
■例題
図は線分ABとCDの交点をOとしたものです。
このとき、AO=CO,DO=BOならば、△AOD≡△COBとなることを証明しなさい。
■証明解答例
△AODとCOBにおいて
仮定からAO=CO…①DO=BO…②、対頂角が等しいから∠AOD=∠COB…③
①、②、③より2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいから△AOD≡△COBである。
群馬県公立高校入試では、毎年証明問題が出題されています。
レベルは上記の問題よりも難しいですが、基本的な考え方は同じです。
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※上記の例題は、映像授業「TryIT」より引用しています