2018年1月17日
2017年度(2018年1月実施分)大学センター試験 平均点予想と講評① 国語・英語編
センター試験を受験された群馬県の受験生の皆さん、大変お疲れ様でした。
今回は、2018年度 大学入試センター試験の平均点情報をお伝えします。
(2018年度大学センター試験 自己採点集計データネットより引用)
★★2018年度大学入試センター試験 平均点予想★★
科目/2018年度予想平均点 (2017年度センター最終発表点数)
◎国語/111点(106.96点)
問題の量と配点はほぼ昨年と同様で、難易度はやや下がりました。
設問数は大問4つ、解答数も36個でした。
例年通り大問1では約4600字程度の現代文・評論文が有元典文・岡部大介
『デザインド・リアリティ――集合的達成の心理学』からの出題されました。
漢字はもちろんのこと、下線部の主旨を問う問題などが問われました。
大問2でも大問1同様に約4700字程度の現代文・小論文が井上荒野「キュウリいろいろ」より出題されました。
大問3では約1300字程度の古文、大問4で187字の漢文が出題されました。
全体的に、今後の学校教育で求められる対話形式の言語活動の充実をキーワードに、対話形式の設問が多く見られました。
基本的な問題レベルは確実に解けるように知識を付けた上で、新たに知る単語や語句はこまめに調べて
用法などを取り入れられるようにしていくとよいでしょう。
◎外国語
英語筆記/120点(123.73点)
英語リスニング/25点(28.11点)
昨年度より全体的のレベルは変化ありませんでした。
解答数は55個から1個減りました。
全体的に文法に関する問題が多く見られました。
日ごろから正しい文法に並び替える問題や英文を組み立てる力を必要とします。
また、例年同様にデータの読み取る力を求められました。英文を読む力以外にも図や表、
広告といったグラフにも慣れておく必要があります。
リスニングのレベルは全体的にやや難しくなりました。
日常的な会話から話し合いまでさまざまな会話の場面に対応できる英文を身につけておく必要があります。
◆文系5教科8科目 900点満点の予想平均点
内訳は以下の通りです。
英語(200点)、国語(200点)、数学(1+2)(200点)、(地歴・公民)×2(200点)、理科(100点) or 理科基礎×2(100点)
551点(前年度 556点)
◆理系5教科7科目 900点満点の予想平均点
内訳は以下の通りです。
英語(200点)、国語(200点)、数学(1+2)(200点)、地歴or公民(100点)、理科(100点)×2 or 理科(100点)+理科基礎×2(100点)
559点(前年度562点)
2017/1/15時点の各教科平均点となっています。
これらのデータを元に自己採点の結果と比較し、出願する志望校を決めていきましょう。