教育プランナーブログ

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お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



群馬県の皆さん、こんにちは。

今回は、小学生理科「植物のつくりとはたらき」について触れていきたいと思います。

季節は5月。
群馬県でもさまざまな地域で「田植えの準備」が始まりました。
植物を育てるときに、種を植える、または苗を植えるどちらかの作業が必要です。

田んぼには「育苗」という「育てた苗を田んぼの中に植えていく」やり方が一般的とされています。
学校の帰り道などでトラクターを使って「ガッガガッガッガ」と田んぼを耕しているのを
見たことがありませんか?
耕した(荒起こし)土に水をひいて、代ひきをします。
ボコボコになった土をきれいに平にすることです。
これから、5月下旬にかけて、育てたお米の元となる苗を植えていきます。

その姿を見ると「あ、夏が近づいているんだな」と感じる人も多いのではないでしょうか。

苗を植えるときに「根」がついているのを見たことがありませんか?
今回は、この「根」に着目してみましょう。

根は、ふつう土の中にあるので見ることがなかなかできませんが、
この根はとても重要な働きをするのです。

《根のはたらき》
①水や養分を吸収する役割をする
②植物のからだが倒れないようにしっかりと支えてくれる役割をする
③養分を蓄える役割をする


根をよく見ると、実は白い毛のようなものがついていることがわかります。
ハツカダイコンなどはよくその毛をみることができます。
この根についている白い小さな毛は、「根毛(こんもう)」といいます。
この根毛は、細かな土の奥深くまで入り込むことができるので、
「たくさんの水や養分を吸収すること」ができます。

根毛がたくさんあることで、根の表面積がぐっと大きくなり、たくさんの水や養分を吸収しやすくしてくれるのです。

また、たんぽぽやじゃがいもヒメジョオンといった種類(子葉が2枚ある双子葉類と呼ばれる仲間)は、
一本のながーい根(主根)とその主根から枝分かれしてできた細い根(側根)からできています。

逆に、イネやエノコログサ(ねこじゃらしのことですね)といった種類(子葉が1枚の単子葉類と呼ばれる仲間)は、
くきの付け根からほぼ同じ長さでできいる根(ひげ根)でできています。

根は一見見えないところにありますが、実は植物を育てていく上でとても重要な役割を担っているのです。

このような「身近にあるもの(今回は、田んぼの準備)」から、あれはどうして?なんで?
という疑問を持ち、それを調べたり聴いたりすることで、ちょっとした学習になっていきます。



また、この根の作りは「中学1年生の理科(生物分野)」にもつながっていきます。
小学生の「なぜ?どうして?」の不思議な思いを大切にしていきましょう。

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