2018年5月16日
群馬県 理科・生物 生き物と四季~散ってしまったサクラの行方は?~
群馬県の皆さん、こんにちは。
今回は、小学生理科「1年間の気温の変化と散ってしまったさくらの行方」について触れたいと思います。
さて、群馬県各地では、「サクラ」にちなんだイベントがたくさん行われました。
前橋公園や敷島公園では、ソメイヨシノの桜並木を見ようとたくさんの人が訪れました。
ちょっと山を登って赤城方面にある赤城南面千本桜では、約1.3kmの市道一面に
サクラが咲き誇り、サクラのトンネルになっていました。
このように、「サクラ」は人々に春の訪れを感じさせてくれる植物として有名です。
さて、このサクラですが、5月になった今はどうなってしまったのでしょうか。
春の初め頃
・枝についているたくさんの蕾が膨らんでくる
・花が咲く(一般にこの時期に「お花見」が行われています)
5月~
・花が散り、葉が出てくる
夏終わり~秋にかけて
・葉がしげる
秋
・葉の色が「緑」から「赤」に変わる
冬の初め
・葉が落ちる
冬
・枝に小さい芽ができてくる
一般的にサクラはこのようなサイクルで四季を過ごします。
つまり、サクラは「花びら」が散ったら終わりではないのです。
ちなみに、群馬県でも伊香保や草津方面と高崎市内などではサクラの咲く時期が異なります。
さらに広い地域で考えると、関西などの方面と東北などの方面では、約1ヶ月も開花の時期が異なります。
なぜでしょうか?
一般には、1日の昼の長さが関係するものが多いのですが、サクラは異なり、
気温が大きく関わってくるからです。
サクラの花が咲くには、春の暖かさが大切なのです。
このような「身近にあるもの(サクラ)」から、あれはどうして?なんで?という疑問を持ち、
それを調べたり聴いたりすることで、ちょっとした学習になっていきます。
さらに疑問を持った子は、ぜひ「一年草と多年草」の違いなどを調べてみるのも楽しいです。
また、このサクラの成長は「中学1年生の理科(生物分野)」にも大きくつながっていきます。
小学生の「なぜ?どうして?」の不思議な思いを大切にしていきましょう。
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