2022年12月22日
【山口県公立高校入試】過去問分析(数学編)
皆さん、こんにちは。
家庭教師のトライの山口校です。
本日は山口県公立高校入試 過去問分析シリーズの数学です。
令和4年度入試問題を分析します。
~傾向~
大問1 計算問題
基本的な問題が多く、確実に正解して
得点しておくべき内容でした。
大問2 小問集合
(1)~(4)までの小問が設定されています。それぞれの問題の分野はバラバラですが、
難易度はそれほど高くない問題なので、ここも確実に正解しておきたい内容でした。
大問3・4 方程式・空間図形
大問3は不等式と連立方程式、大問4は球と立方体の体積についての問題でした。
どちらも公式を用いれば簡単に解けるものだったので、確実に押さえておきたい問題です。
大問5・6 文字式・四分位範囲・確率
問題5は文字式、問題6は四分位範囲・確率についての問題でした。
どちらとも(1)は基礎的な問題でしたが、(2)は思考力を問う記述問題だったので、
解答へのプロセスを示しながら解く力が必要です。
大問7 2次関数
2次関数の変化の割合、グラフの面積を用いた応用問題が出題されていました。
(2)の応用問題は図形の面積を用いて2次関数の係数を求める問題で少し難易度が高めでした。
大問8 三角形
コンパスを用いた作図問題と三角形の証明問題が出題されていました。どちらも
三角形の性質を理解していないと解答へとたどり着けない問題となっているので
よく勉強しておきましょう。
大問9 標本調査・図形問題
(1)は標本調査、(2)・(3)が図形問題という構成でした。標本調査は基本的な問題でした。
(2)は三平方の定理を用いた応用問題で計算量が多いので正確に解く力が必要です。
また、(3)は扇形の弧の長さを使って解く記述問題でした。扇型の弧の長さ、
角度の求め方が理解できていればそれほど難易度は高くありません。
~対策~
・計算能力を上げる
大問が9つから構成されていて問題数が多いため、問題を速くそして正確に解く力が必要です。
難易度の高い問題よりも比較的簡単な問題の方が多い傾向にあるので、確実に正解して得点源に
しましょう。また、簡単な問題は公式に当てはめて解けるものも多いので、覚えておくべきものは
しっかりと覚えて、確実に使えるようにしましょう。
・演習問題を解く
学校の教材やワーク、問題集、過去問などの数学の問題を解き、数学に慣れることが大切です。
自分の得意分野、または苦手な分野を把握しておくことが受験では重要です。
また、試験本番のように50分の制限時間を設けて問題を解くと、
試験の時間配分する能力が養われるのでおすすめです。
・問題文をよく読む
問題文中に解答に必要となる指示が書いているものもあるので、問題文は正確に読みましょう。
また、解答へのヒントとなる一文があったり読んだことで解けるようになることがあるので、
長文の際は問題部分だけを読むのではなくなるべく全文を読むようにしましょう。
今回お伝えすることは以上です。
受験勉強をする際などに意識してみてください。
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