2011年4月25日
部活動と勉強の両立方法
前回に引き続き、今回は部活動と勉強の両立方法をお伝えします。
今回は、実際にトライをご利用いただき、部活に励みながら今年第一志望に合格された生徒さんを例にお話します。
・A君(中3)6月のスケジュール
野球部所属(月曜~土曜練習、日曜は月に2回程度試合)
帰宅時間は夏は20時前後
週1回90分家庭教師(部活引退後8月以降は週2回90分に変更)
帰ってきて家庭教師のない日はすぐ食事
↓
21時~23時:学校の宿題と家庭教師の宿題
↓
23時就寝
↓
6時頃起床、朝練に
【勉強時間:平均2時間】
・Bさん(中3)6月のスケジュール
吹奏楽部所属(月曜~土曜練習、日曜は不定期に練習あり)
帰宅時間は19時~20時
週1回90分家庭教師(部活引退後10月以降は週1回120分に変更)
帰ってきて家庭教師のない日はすぐ食事
↓
21時~23時:学校の復習と家庭教師の宿題
↓
23時~24時:自由時間
↓
24時就寝
↓
6時半頃起床:朝ご飯まで学校の宿題等
【勉強時間:平均3時間】
どちらも部活動が夜まであり、勉強をする時間がなかなか取れないご家庭でした。
A君は毎朝部活の朝練があり、体力的にも23時までが限界とのことでしたので、
毎日2時間は必ず集中して勉強する習慣をつけて頂きました。
Bさんは吹奏楽部ということで、他の部活と比べて引退時期が遅く、早い段階から勉強時間確保が課題でした。
本人は趣味の時間も大切にしたいとのことで、
夜に自由時間を設ける代わりに、朝早めに起きて朝食まで勉強する習慣をつけて頂きました。
ポイントとしては
・勉強時間は必ず毎日取る ⇒ 習慣づけ
・集中して勉強をする ⇒ 何時間と決めず、決められた量を必ずこなすようにする
勉強を何時間やったから偉い・凄いということではなく、短時間に集中して、必要な内容を効率よくこなすのがポイントです。
計画の立案とそれを毎日成し遂げるだけのモチベーションの維持を、早い段階から習慣づけることができれば、後々受験勉強が本格化したときにも、楽にシフトしていけると思います。