2012年2月19日
群馬県 中学校入学準備 ~英語でつまずかないために~
今回はこれから中学に進む皆さまに、英語の勉強についてお話しできればと思います。
すでに小学校で最低週1回は英語の指導を経験されているかと思いますが、
中学からはほぼ毎日英語の授業がはじまり、本格的な内容に入っていきます。
中学生に一番苦手な教科を聞くと、3割が英語と答えるなど、
数学に次いで苦手教科になりやすい科目でもあります。
英語が苦手になりやすいポイントは、
基本でつまづくと、その後理解がしにくくなるところです。
範囲や単元ごとに得意不得意があっても、得意単元では高得点の取れる社会等の暗記科目と違い、
言語ですので、単語⇒文法の順序で理解を重ねていかなければ、
その後の内容の理解がしにくくなるのが英語の難点です。
中学3年生で英語が不得意な方に、いつ頃から英語が苦手になったかを聞くと、
多くの方が中学校1年の秋から2年の頭にかけてと答えます。
それだけ根が深いと、1年生の範囲からある程度やり直さなければ、
授業についていくのも大変になります。いかに中学1年で苦手意識を作らないかが重要となります。
今からできることは、易しめの中学校1年生用の英語の問題集を春休みから解き始め、
ある程度予習を進めていくことです。
中学校1年生の夏までの範囲はそこまで難易度も高くなく、学校の定期試験でも
平均が80点台になることも珍しくありません。
ここで高得点を取り、英語に対して自信が持てるようになると、授業の取り組み方も変わり、
苦手になりづらいです。逆にここで低い点数を取ってしまうと、理解力に差が無かったとしても、
英語に対する学習意欲が下がってしまい、あっという間に差がついてしまいます。
まずは英語の予習を進め、英語の授業が始まっても
「授業の内容は簡単である」という感覚を持てるようになるといいでしょう。