2013年11月15日
群馬県 東京農大二校入試の傾向と対策 ~社会編~
東京農業大学第二高等学校(農二)の入試の傾向と対策です。
シリーズ5回目となる今回は【社会】についてです。
1、傾向(出題内容)
45分100点満点 マークシート形式
【特徴1】
大問3~6題。小問50問程度。
他教科と比較しても、問題数が多い。時間との勝負の教科でもある。
【特徴2】
地理・歴史・公民の各分野から広範囲に出題。
特に『歴史』の割合が例年多い!(※その代わり、地理・公民からの出題が少なめ)
【特徴3】
各分野、『基礎基本』の問題が比較的多い。
しかし年度によって、特定の分野、特定の年代について詳細に聞く問題+
図表から読み取る統計的問題も出題されます。
【特徴4】
地理・・・例年1~2題の出題
グラフ、表、地図を用いて ⇒ 工業製品、産業、経度緯度、国の位置
を考え答える問題が頻出。
【特徴5】
歴史・・・例年1~2題の出題
古代~現代まで、幅広く問われる問題多数
⇒ 文化、外交、各時代で行われていた政策、年代整序、日本と他国との関係(特に中国、朝鮮)
【特徴6】
公民・・・例年1~2題の出題
裁判制度、基本的人権、財政、地方自治など、ひとつの単元に絞って出題
⇒ 時事的な問題を含めて出題されることもあります。
(例)
環境影響評価法・・・
普天間飛行場代替施設などの開発に伴い、事前に人間の健康などへの影響を
予測・評価を行うことを定めた法律
2、対策
【対策1】
『基礎基本の定着』を徹底!
より、沢山の単語を頭に染み込ませる為には・・・
方法:
①教科書をもう一度見直し、『重要な単語』をピックアップしノートに書きだそう。
②分からない単語は、その語彙・文の意味を辞書や資料集から確認し、記憶として定着させよう。
③『重要な単語』と関連がある、資料や図説、資料集、地図帳、欄外の脚注にも目を配ろう。
【対策2】
それぞれの単元ごとに見ていくと・・・
地理・・・
各国の位置、地形、気候、産業など、テーマごとに自分なりにノートにまとめ覚えよう。
テーマごとにまとめることで、膨大な情報がしっかりと整理され、覚えやすくなります!
※地図帳や、統計資料にも確実に目を通しましょう。
歴史・・・
『略年表』を作成して、まず大きな時代の流れを押さえよう。
その『略年表』に、自分なりに各時代の特色や、気づき、日本以外の他国の動きもメモすれば、
あなただけの『my暗記略年表』になります。
公民・・・
政治制度、日本国憲法などを整理しよう!
特に今話題の、「経済におけるエネルギー問題」は時事的な問題として聞かれる可能性がある。
日頃から、新聞やニュース番組に関心を持つことが不可欠です。