2013年12月3日
群馬県 公立高校入試に頻出の文章読解を攻略
群馬県公立高校入試の攻略シリーズの2回目は国語の『文章読解』です。
まずは昨年度入試の国語の配点表をご覧ください。
【昨年度高校入試 国語配点】
〔1〕説明文 33点
〔2〕小説 21点
〔3〕古文 10点
〔4〕漢文 10点
〔5〕漢字(4問)・文法 14点
〔6〕作文 15点
ご覧のとおり、赤字になっているのが文章読解の問題で、全体の約半分を占めます。
勉強が苦手で嫌いな子やあまり勉強しない子が、国語だけは他の教科より高い傾向にあります。
その理由がここにあります。
文章読解は事前に暗記したり、公式を覚えておく必要がないため、文章さえ分かれば、
勉強を全くしなくても対応ができるからです。
青字で書いた作文も入れると約7割近くが、暗記をしないでも対応できる問題となります。
他の4教科ではありえないことです。
だからと言って勉強ゼロでいいかというと、そうではありません。
文章読解の練習をすればするほど、読解力は養われて得点アップにつながります。
また、同じ文章は二度と出ませんが、問題の出し方は、指示語や接続詞など類似していますので、
練習をした方が問題に慣れることができます。
ちなみに漢字は書き取りは4問しか出題されず、配点は10点以下です。
配点が低く、何が出るか分からない漢字をひたすら練習するよりも、
文章読解の練習をして、文章力や読解力を少しでも向上させた方が、
群馬県高校入試にとっては効率的です。