2016年4月24日
群馬県 予習は成績アップの秘訣?! ~数学編~
群馬県の皆さん、こんにちは。
今回は、数学の予習のコツをお伝えします。
まず、数学が苦手だと感じている人、どうしても点数が上がらないという人、
数学には「パターン」が決まっていることをご存じでしょうか。
例えば、モノを作るとき
【モノを作る手順】
①設計をする
②作るための道具をそろえる
③必要な材料を集める
④設計に沿って組み立てる
⑤確認をする
という手順で行います。数学で考えてみると、
【数学の手順】
①今日の学習内容を決める
②解く問題を用意する
③問題で必要となる条件や公式、定理・定義を集める
④どの材料(条件や公式、定理・定義)を使って問題を解くか、解法パターンに当てはめていく
⑤答えを確認する
いかがでしょうか。
モノを作ること、数学の問題を解く事が少し似ているように感じませんか。
ここで出てくる「条件や公式、定理・定義」ですが、これらをしっかりと覚えていれば、
あとは解法パターンに当てはめるだけなのです。
「条件や公式、定理・定義」の理解が曖昧だと、
いくら解法パターンを知っていても無駄になってしまいます。
「条件や公式、定理・定義」をしっかりと覚えることを重要視していきましょう。
今回は、高校数学A「確率」で考えてみましょう。
【数学の手順】に当てはめて…
①今日の学習内容
:高校数学A「確率」
②解く問題
:大小が異なる2つのサイコロがあります。
同時に投げる時、出た目の和が3または5となる確率を求めなさい。
※この時点で、「2つの事象A,Bが同時に起こらない問題」とぱっと思いつくと良いですね。
③問題で必要となる条件や公式、定理・定義
:「2つの事象A,Bが同時に起こらない問題」つまり「どちらか一方が起こる確率の公式を使える」
④解法パターン
:どちらか一方が起こる確率の公式P(A)+P(B)を使う!
(1)全て起こりうる確率を求める
(2)出た目の和が3である事象Aの確率、出た目の和が5である事象Bの確率をそれぞれ求める
(3)事象A、Bは互いに排反なので、求める確率は…
と解法パターンに当てはめるだけなのです。
⑤答えを確認
:六分の一
となります。いかがでしょうか。
ポイントは、予習の段階で、条件や公式、定理・定義をしっかりと覚えること。
事前に学習内容を知り、条件や公式、定理・定義を覚えておきましょう。
そうすると、授業中に解法パターンを学んだら、すぐに活用できます。
数学は、とにかく問題数を解くことが点アップへの秘訣です。
その為にも、しっかりと「条件や公式、定理・定義を覚える」予習を心がけましょう。
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