2013年9月20日
山口県 中高一貫校のメリット・デメリット
みなさんこんにちは。山口県のトライさんです。
さて、中学受験シーズンとなり、生徒さんからの相談も多くなってきました。
そこで今回は、中高一貫校のメリット・デメリットと題し、
県内の中高一貫校に関してお話したいと思います。
まず県内の中高一貫校をいくつか以下にあげてみます。
≪野田学園中学校≫
■入試内容
・国語、算数、理科、社会の4科目試験
・保護者同伴の面接
■進路実績(24年度野田学園高校現役生)
国公立大学24名、早稲田・慶応等難関私立15名等
≪慶進中学校≫
■入試内容
・国語、算数、理科、社会の4科目試験
・集団面接
■進路実績(24年度生59名)
医学部医学科4名、東大1名、京大2名、九大2名を含む、国公立大学合格者39名
私立合格は早慶上11名含め多数
中高一貫校はやはり大学受験に力をいれているので、進学実績が豊富です。
では次に、中高一貫校のメリット・デメリットをあげます。
<メリット>
・中高あわせた6年間で、大学進学に向けてのカリキュラムが組める
=高校2年生の段階で高校内容を習得し、受験に向けての応用力養成を実行できるなど
・高校受験を挟まないため、部活動や習い事等に専念しやすい
<デメリット>
・途中に高校受験がなく、勉強に対するモチベーションを保ち、目標設定を細かに行うことが難しい
・生徒間での学力差が顕著になり、学習についていけなくなった時に取り残されがち
・校風に合わなかった時などに進路を変えにくい
高校受験がないということは、本人の姿勢によってメリットにもデメリットにもなりえます。
中高一貫校は、受験に向けてのカリキュラム等を考えると魅力的な部分が多いですが、
必ずしもそのスタイルが誰にでも合うとは言えません。
特色やメリット・デメリットを確認した上で、お子さまの性格や希望進路からみると
どの学校が合うのかをきちんと考え、学校選びを行ってください。