2017年3月20日
山口県 来年度受験生必見!山口県高校入試 傾向と対策(国語&理科&社会)
みなさんこんにちは。
今回は、山口県高校入試の傾向と対策(国語&理科&社会)です。
<国語>
①物語文・・・心情・内容を問う問題
②説明文・・・漢字2問、内容を説明させる問題
③古文・・・内容を記述させる問題
④漢文・・・返り点
⑤漢字・・・5問出題
⑥作文・・・場面に沿った自分の体験談
大問1・大問2・大問3からは文字数指定の抜き出しが多く出題されています。
解き方のコツは”つまり”や”または”などの接続詞の意味の把握と、
傍線部の前後を注意深く読むことです。
心情を答える問題では自分の考えを書くのではなく、
文章中の内容を正確に読んで書きましょう。
大問5の漢文では返り点のルールがわかっていれば解ける問題がほとんどなので、
返り点は確実にものにしておきましょう。
漢字は常用漢字が多く特別難しい漢字は出題されていませんが、
だからと言って油断しないようにしましょう。
作文に関しては、日頃から文章を書くことに慣れておくことと
字数制限のある練習問題に取り組んでおくことをお勧めします。
<理科>
①物理分野・・・光の屈折
②化学分野・・・原子の構造
③生物分野・・・ヒトの心臓のつくりとはたらき
④地学分野・・・台風
⑤物理分野・・・滑車を使った運動
⑥地学分野・・・岩石
⑦生物分野・・・植物細胞
⑧化学分野・・・化学反応
⑨生物分野・・・種子の発芽
大問1・大問5の物理分野からは屈折や仕事の原理等、
基礎的な問題を中心に出題されました。
対策としてはただ語句を覚えるのではなく、その語句が
どのような現象を引き起こしているのか、
物理的な意味を理解して覚えることが重要です。
また各大問に1つずつ作図が出題されているのでその対策も必要です。
大問2・大問8の化学分野からは原子のつくり、実験の手順、化学反応式などの
基礎的な問題が出題されました。
教科書レベルの基本的な事項を押さえることが重要です。
まずは教科書をしっかり読み、基礎的な問題を解きながら覚えるようにしましょう。
大問3・大問7・大問9の生物分野からは臓器のはたらき、植物の分類等、
重要な単元から基礎的な問題が出題されました。
教科書レベルの問題で基礎力をつけることが大切です。
また、理由を答えさせる記述式の問題も目立つのでその対策も必要です。
大問4・大問6の地学分野からは基礎的な岩石の種類、天候について出題されました。
こちらも教科書レベルの問題で基礎力をつけることが重要です。
また、偏西風、示準化石などの重要語句はどのようなものか
記述で説明できるようにしておくといいでしょう。
<社会>
①地理分野
②歴史分野
③公民分野
④地理分野
⑤歴史分野
⑥公民分野
今年は地理、歴史、公民のそれぞれの分野からすべて出題されました。
基本的な語句を問う問題から、事象の理由を問うような
踏み入った問題まで見られました。
オリンピックについての時事問題も見受けられました。
山口県では人物名や事柄の名前を答えさせる問題が多く出題されるため、
ここを得点源とできるように社会的用語はマスターしましょう。
また図や表の読み取り問題も頻出で、その国や地域の特産や民族を答えさせる問題が
出題されているため、試験までに資料集などで確認しておきましょう。
毎年、時事問題に関連した問題が出題されているので、
日頃からニュースや新聞には目を通しておくといいでしょう。
今年度の高校入試の傾向と対策は以上です。
来年度受験の方はぜひこれを参考に勉強に励んでください。