2018年5月29日
山口県 成績アップの秘訣は、定期テストの復習にあり!
みなさんこんにちは。
今回は「定期テストの復習」についてアドバイスできればと思います。
皆さんは定期テストの後にしっかりと復習をされていますか?
定期テストは、復習までしてこそ意味があります。
今回は、定期テスト後の復習の重要性と、復習の仕方についてご紹介します。
まず、定期テスト後に復習をしている人とそうでない人とでは、記憶の定着が大きく変わってきます。
もし定期テストを解きっぱなしにしてしまえば、間違った問題、
つまり理解できていない箇所をそのままにしておくことになります。
一方、定期テスト後にしっかりと復習をしていれば、理解できていない箇所を理解したうえで次の単元に進むことができ、
さらに復習をしたことで、記憶にも定着するのです。
テストが返却され、点数を見て一喜一憂しただけでは、自分がどういった間違いをしたのか、
どこがわかっていないのか、そういった大切な事も把握できないままになってしまいます。
そうならないためにも、定期テストの後は必ず復習をしましょう。
では次に、具体的な復習の仕方の一例をご紹介します。
①テストの問題を分類分けする
まずは、自分の答案用紙を見て、下記のように大きく4つ分類わけをしましょう。
・完全に理解し正解した
・理解していたつもりだったが不正解だった
・完全には理解できていないが正解だった
・全く理解できておらず不正解だった
②それぞれにあった復習をする
4つに分類した後は、一つずつ復習をしていきます。
完全に理解し正解した問題は目を通すだけでいいと思います。
理解していたが不正解だった問題は、なぜ間違えたのかを明確にしましょう。
計算ミスや漢字の間違いだったのか、それともきちんと理解できていなかったのか、といったように、
間違えてしまった理由をはっきりさせることで、きちんと理解することができ、次のミスを失くすことにも繋がります。
完全に理解できていないが正解だった問題は要注意です。
「正解してたからラッキー」と思って復習を怠れば、次に同じような問題が出てきたときに確実に間違えます。
たまたま正解だった問題を見つけ、対処しておくことで、理解を深め、今後の間違いをなくすことができます。
全く理解できておらず不正解だった問題は、言うまでもなく勉強不足です。
教科書やノートをもう一度よく読んで復習し、わからなければ先生に聞くなどして、確実に勉強し直しておきましょう。
③もう一度テストを解き直す
復習がしっかりとできた後は、もう一度テストを解き直してみましょう。
本当に理解できているのかの最終チェックになります。
もしまた間違えてしまうようであれば、理解できていないということになりますし、
もう一度問題を解くことで、記憶にしっかりと残ります。
しっかりと復習をした上で問題を解き直すとなると、かなりの時間を要します。
テストが返却されれば、随時復習を始め、全ての教科をしっかりと復習しましょう。
定期テスト後に復習をしっかり行うことで、次回の定期テストの対策、さらに言えば受験の対策にも繋がります。
手を抜くことなく、精一杯復習していただければと思います。
最後に、学習計画の立て方について少しご紹介します。
人それぞれ自分に合ったやり方があるので、例を参考にしながら、自分にあったやり方を見つけてみてください。
まずは、自分の今までを振り返り、テスト勉強がどれくらい捗るのかを考えてみてください。
短期間で済むという方はテスト期間に済ませることができるかと思います。
逆に、いつも全ての教科の勉強が間に合わないとか、直前になって詰め込んでいるという方は、
テスト期間よりも早くテスト勉強を始めましょう。
テスト範囲は大体予想がつくはずですので、範囲が発表される前から取り組むことをおすすめします。
さらに日ごとにどの科目をどこまで進めるのかを、最初に簡単に決めておきましょう。
計画通りに進まないことはよくあるので、余裕をもってスケジュールを組んでください。
個人差がありますが、1科目ずつ一気にやるよりも、何科目かずつ少しずつやっていく方がいいと思います。
1科目ずつやると、最初に勉強した科目をテスト前には忘れてしまったなんてこともあり得ます。
科目を切り替えることで気分転換にもなるので、1日に2,3科目を決めて少しずつやってみてください。
勉強の仕方としては、前回勉強したところをざっと復習してから、次の復習を始めるようにしましょう。
学習してから復習までの間隔を少し空けることで、しっかりと記憶に定着します。
極論を言うと、普段の授業の時から予習・復習や宿題をしっかりしている人ほど、
テスト期間に焦って詰め込む必要がなくなります。
テスト期間中にわからないところを改めて勉強しようとすると時間がかかってしまうので、
普段からわからない箇所を放っておかずに学習していれば、テスト期間を演習に充てることができます。
そのため、普段の授業とその復習を大切にすることが、テスト勉強の近道とも言えるでしょう。
これらを参考にしながら、定期テストの復習と、学習計画を自分なりにしてみてください。
前回の成功も失敗も、次に活かすために、自分なりに工夫して頑張りましょう!