教育プランナーブログ

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皆さん、こんにちは。
家庭教師のトライ山口校です。

本日は、山口県公立高校入試 過去問分析シリーズの理科編です!


まずは、令和4年度入試問題の傾向を説明します。

《選択問題》大問1~大問4(この中から3問選択) (各大問3点)
例年、生物・化学・物理・地学の全分野から出題されており、小問はそれぞれ2問ずつ設定されています。
問題のレベルとしては、基礎的な内容を問う問題が多いですが、前年度に比べ良く考える必要のある問題も増えていました。確実に得点しておきたい大問です。

《必答問題》大問5 (7点)
物理分野「音」についての実験問題が出題されました。
音の波形を選ぶ問題は頻出ですので、音の高低・大きさに合った波形を正しく選べるようにしましょう。

《必答問題》大問6 (8点)
生物分野について、ヒメダカを用いた実験から「呼吸の仕組み」や「血液の流れ」に関する問題が出題されました。
用語を問う問題など、問題自体は特に難しくはないため基礎を固めて確実に得点しておきたい問題でした。

《必答問題》大問6 (8点)
地学分野「天気」について出題されました。
こちらも実験の内容をきちんと理解できれば確実に得点できる問題です。
また忘れがちな天気記号も出題されていました。定期的に教科書を確認して復習をしておきましょう。

《必答問題》大問8 (7点)
物理分野と化学分野についての問題が出題されました。
実験結果によって、どのような仮説が立てられるかという、解くのに時間のかかりそうな問題も出題されていました。
また問題の文章量・実験操作が多く、しっかり理解していないと解けないような問題となっていますので、実験操作の文章を読み慣れることも大切です。

《必答問題》大問9 (8点)
この大問は複数の分野を問う総合問題になっています。
令和4年度は化学・物理・地学の総合問題、その前の年は生物・化学・物理の総合問題となっていました。
料理と身の回りの金属を関連させた実験問題で、大問8同様、情報量が多いため問題を理解する速さも求められます。



次に対策方法についてお伝えします。

・用語は正確に覚えよう
用語を問われる問題は1問1点ですが、絶対に点数を取っておきたい問題です。
定義まで正確に覚えるようにしましょう。

例)化学エネルギーを電気エネルギーに変換する装置を何というか。(令和3年度入試問題)
 答)化学電池  →「電池」とだけ答えないように注意

・問題は正確に読もう
問題の読み間違えでミスしないようにしましょう。

例)太陽とそのまわりを公転する天体をまとめて何というか。(令和3年度入試問題)
 答)太陽系  →公転する天体のみだと「惑星」と答えてしまう問題なので注意です。

・実験操作の問題に慣れよう
実験操作問題は、問題を理解する読解力がとても重要です。
教科書に載っているような、基礎的な実験が出やすいので教科書の実験操作のページを読み込んでおきましょう。


今回お伝えすることは以上です。
過去問演習をする際などに意識してみてください。


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