2023年9月1日
公立高校入試科目別傾向
高校入試は教育改革の影響を受け変化してきています。今回のテーマは、 英語・数学・国語の出題傾向 です。
中3生の皆さんに、 「9・10月のうちに学習してほしいこと」 をまとめていますので、ぜひ普段の学習の参考にしてください。
英語
✓読解問題が試験全体の53%を占めており、リーディングの力が最重要
✓ウェブサイトやポスターなどの実用的な場面設定で、総合的な英語力を問う問題が定番化
✓英文テーマとしては、環境破壊やテクノロジーなどの社会性のある題材が増加
✓文法問題で問われる文法は実は1,2年生で習うものがほとんど
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✓出題率の高い文法単元については、夏休み中に復習を終わらせているのが理想的ですが、まだ終わっていないという方は早めに終わらせましょう。
✓9月終わりまでには、図表問題の演習に取り組み始めましょう。
数学
✓新課程対応が強く求められている傾向にあり
✓統計・データ分野での出題が増加
✓単元別の出題率は、3年生の1,2学期で学習する単元が上位を占めている
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✓中3の秋に学校で習った単元を即固め切れるかどうかが合格のカギになります。
✓これまでに習った範囲の復習は、夏休み中に終わらせているのが理想的ですが、まだ終わっていないという方は早めに終わらせましょう。
✓9,10月は学校で学習した内容を即復習して自分のものにするように心がけましょう。
✓思考力を問う新傾向問題の対策も必須です。学習計画のなかに盛り込むようにしましょう。
国語
✓50字以上の長文の記述問題が6割以上の都道府県で出題
✓実生活で必要な力を問われる国語表現の問題も増加傾向
✓漢字・ことば・文法など、出題が安定している単元もあり
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✓早めに、長い記述に慣れる訓練を始めるようにしましょう。
✓国語は解くことに時間を要するため、日頃の生活での習慣が重要です。
✓図表や長文を読んだときに内容をメモにまとめるなどを習慣づけていきましょう。
高校入試全体として、
・「過去問にとりあえず慣れる」だけではなく、各単元の本質的な理解が求められる
・問題文が長文化するため、解き方を丁寧に思考する必要がある
・他県の過去問も使った実践的な演習が必要
といった傾向がみられます。
トライでは、入試傾向と一人ひとりの教科や単元別の理解度に合わせた指導を行っています。
高校入試に向けて本格的に受験対策を始められる方は、ぜひ家庭教師のトライをご検討ください。
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