2011年10月28日
山口県 中学受験:算数
今回は算数の傾向・対策についてご案内します。
前回同様、野田学園を参考に対策例をご紹介します。
(1)問題構成
・大問10題前後
①計算問題
②小問集合
③基本問題 [比例] 1題
④応用問題 [特殊算] 3題前後
⑤応用問題 [図形問題] 3題前後
(2)解答形式
・数値記入 ・記号選択式
(3)問題の分量
・やや多い
(4)難易度
・標準~標準よりやや難しい レベル
(5)出題傾向
①頻出分野
[計算]:四則計算
[数]:規則性,式を作る
[数量関係]:比例(選択)
[図形]:角度,面積,容積(深さ)
[特殊算]:旅人算(速さ),売買損益(割合),相当算(割合),鶴亀算,推理問題
②出題傾向
◎時間の割に問題数が多く、効率的に問題を解いていかないと時間不足になるおそれがある。
◎基本~標準よりやや難しい問題が中心。発展的なレベルの難問は出題されていない。
◎難問は出題されないが、思考力を試す工夫された問題が多い。
◎上記の頻出分野を中心に問題が構成されており、いろいろな分野から幅広く出題されてはいない。
◎解答は答だけを記入する形式で、途中式を記述させる問題は出題されていない。
◎例年、出題のパターンが決まっており、対策が立てやすい。
(6)対策
◎計算力を養うことが不可欠である。
◎頻出分野を中心に、基本~標準レベルの問題を速く(時間内に)・確実に・落ち着いて解く練習を行うこと。
⇒ やや難しい類いの問題は、解けなくてもよい。
◎野田に特有の問題(規則性,式を作る,推理問題など)を十分に研究しておくこと。
◎出題のパターンが決まっているので、過去問題に沿って学習を進めていくとよい。