教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



みなさん、こんにちは。

暑い日々ですが、ベストコンディションを整えていきましょう。

今回は、トライさんが過去に担当させていただいた、お子さまの体験談をまとめます。

ひと夏の頑張りが、人生を変えた話です

 

 

【野球部のエースの挫折】

彼に出会ったのは、彼が高校3年生の6月でした。

真っ黒な顔と、坊主姿から一目で「野球部」と分かりました。

小学校から中学で野球に没頭し、キャプテンを務め、高校も野球で推薦入学。

大学も野球で決まりそう。順風な状況でした。

 

しかし、彼には「甲子園」という、目標の傍ら、彼にはもう一つ目標がありました。

「教員になりたい」

 

地元の中堅私立大学から、オファーがかかっていたようです。

本人も親御様も、その大学への進学を考えていたようです。

ただし、スポーツで入学すれば、当然、大学の授業履修も制限される。

その大学は、教育大学ではないので、教職課程を取るためには多くの授業を履修しないと

難しいと知ったのです

 

様々な葛藤がありましたが、彼は一つの決断をします。

「地元の国立大の教育学部に行きたい」

今まで、本気で受けたことのない模試。はじめて意識的に取り組んだ模試の偏差値は「38」

涙が出たそうです。彼にとっては初めての「挫折」。

そこで、トライの門をたたいてくれました。

 

ご入会当時、部活の関係で夜22時から、90分英語と数学の基礎固め終始しました。

当時担当した教師が教育学部出身で、心が折れそうな度に、

教育学部の話や想いを共有することで、勉強を続けました。

教師が来ない日もトライさん特性「一日60分プラン」で勉強をしてくれました。

 

そして、部活が終わった夏休み明けの模試。偏差値は「51」

英語や数学は偏差値を15以上伸ばしました。

 

その大学は2次試験が小論文のみだったので、センター試験の対策や傾向に合わせてのプランでした。

そして、半年後。その国立大学に合格!

 

合格最低点での滑り込み合格でしたが、

彼の眼には確かに、6月に流した涙とは違う涙がありました。

 

挫折がいいものになるかどうかは人それぞれです。

ただ、この彼にとってはカンフル剤になったのは間違いありません。

 

彼は今、教育実習で母校で教鞭をとっています。

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