2019年10月4日
「目で見て覚える」勉強法
山形県の小学生・中学生・高校生の皆さん、こんにちは。
突然ですが、皆さんは「右脳」と「左脳」の違いを知っていますか?
名前自体は、一度はどこかで聞いたことがあるかも知れません。
でも、それが勉強にどのように影響してくるかまではご存知ない方も多いのではないでしょうか。
私たちの脳は大きく「右脳」と「左脳」に分かれており、それぞれ担う役割が異なります。
具体的には「右脳」は非言語情報、すなわち写真や図といった視覚情報や、声や音声といった耳から入る情報等をつかさどります。
一方「左脳」は言語的な役割、すなわち文字を読む・書く、言葉を話すといった、いわゆる勉強で大活躍の働きをしています。
そのため、大抵の場合はこの「左脳」で勉強することがほとんどです。
それでは、「右脳」は受験勉強には全く必要ないのでしょうか。
実は、そうではありません。
右脳を上手に活用することにより、寧ろ学力UPを目指すことも可能です。
何故なら、右脳は左脳の10倍以上の記憶力を持っているのです!
そのため、例えば社会科の資料集や地図帳、理科の資料集等を活用することは非常に効果的です。
但し単に「見る」だけでは、具体的なイメージは覚えられますが名称や詳しい説明までは必ずしも覚えられません。
非言語情報を最大限に活かすのであれば、
図や写真を見ながら実際にノートに書いたり、声に出して説明したりといった「右脳」と「左脳」を組み合わせた学習がベストです。
勉強の仕方は人それぞれですが、ひたすら書く・読むだけの勉強が苦手な方も意外と多いのではないかと思います。
そんな皆さんは是非、視覚や聴覚も取り入れながら勉強の仕方を工夫してみてはいかがでしょうか。