2021年6月8日
【宮城・仙台】家庭教師のトライ 『公立高校入試 教科別分析 数学』
令和3年度入試の数学の平均点は47.6点であり、前年比で+3.1点という結果でした。
第一問は計算問題を中心とする小問集合で合計8問、配点は26点と昨年度同様の傾向でした。
基礎知識が身についていれば完答できるので得点源にすると良いでしょう。
第二問では文字式の利用、確率、1次関数と2次関数の融合問題、そして1次方程式の利用からそれぞれ2問ずつ出題されました。
いずれも標準レベルの問題なので、教科書の章末問題レベル等で十分対策可能。
配点が30点と最も高い大問なので、ミスなく解くことが重要です。
第三問では1次関数が出題されましたが、基本となるグラフの値を変えながら平行するグラフの式や平面上の座標を求めたりする構成となっており、昨年度から新たに始まった大学入学共通テストを思わせる新傾向の問題でした。
ただ、一部で工夫が必要な設問もあったものの全体的な難易度はそこまで高くありません。
この傾向は今後も引き継がれる可能性があるため、類題演習等でしっかりと対策しておくと良いでしょう。
第四問は相似の証明をはじめ、三平方の定理と相似比、また平行線と辺の比を利用して辺の長さや三角形の面積等を求める問題が出題されました。
例年難易度が高くなる大問であり、特に最終問題の辺の長さの比を求める問題は難しかったと思います。
受験は満点でなくても合格できること、そして数学は5教科の中でもっとも平均点が低く、難易度の高い1~2問をとばしたところでそこまで差がつかないということを認識すれば、数学が得意でどうしても満点を目指したいという受験生を除き、最終問題はとばして他の問題に時間をかけるのが得策だと思います。
数学は難しいという印象を抱く受験生は多いと思いますが、基礎~標準レベルの問題のみで構成される第一問と第二問を完答すれば56点となり、それだけで平均点を大きく超えることができます。
数学は基礎的な問題でも配点が3~4点と高く設定されているため、無理をして難問に取り組み、そこに多くの時間をかけるよりは、自分の実力で解ける問題にしっかり時間をかけ、ケアレスミスが出ないように気を付けながら目標点を目指すのが合格への近道といえます。
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