2011年11月3日
【宮城県 大学受験】 理科<生物・地学>
生物は、理科の中で最も暗記が重要である、と言われている科目です。
化学や物理などの科目と比べ、計算問題が極端に少ないことや
用語や語句が非常に多いということが、その理由と考えられます。
しかし実際は、センター試験においても、実験や事象を通して考察する問題が多い科目で
化学や物理と同じように、生物に関しても、暗記だけでは高得点は望めないのが実情です。
また、ここ2年ほどは、センター生物の難易度が易化傾向にあるため
平成24年度入試では、その反動で平均点が下がるのではと予想されています。
またこの傾向は、地学についても同様に見られるのではないかと思われます。
平成24年度入試は、地歴・公民科目と理科について、選択科目の弾力化※1が実施されます。
新しい制度が始まる年度の問題難易度は易化する傾向※2にありますが
平均点は果たしてどのように推移するのでしょうか。
以下に、近年のセンター試験における理科平均点を記載しますので、ご参考になさってください。
【過去4年分 理科平均点】
|
平成20年度 |
平成21年度 |
平成22年度 |
平成23年度 |
生物Ⅰ |
57.64 |
55.85 |
69.70 |
63.36 |
化学Ⅰ |
64.21 |
69.54 |
53.79 |
56.57 |
物理Ⅰ |
64.55 |
63.55 |
54.01 |
64.08 |
地学Ⅰ |
59.68 |
51.85 |
66.76 |
64.30 |
上記、※1と※2については、以下の記事をご参照ください。
※1 5月19日掲載 【宮城県 大学受験】 平成24年度 大学入試センター試験 変更点
※2 5月30日掲載 【宮城県 大学受験】 センター試験変更に伴う最新受験情報③