2012年1月17日
【宮城県 大学受験】 センター試験終了!2次試験の対策法
14日・15日の両日にわたり、大学入試センター試験が実施されました。
自己採点も終わり、国公立大学を中心とする出願先の選定をしている頃でしょうか。
各予備校へのセンターリサーチの結果に加え、各大学の合格必要点数などを参考にしながら
慎重に出願手続に入るようにしてください。
2次試験まではまだ1ヶ月以上ありますが、成績アップに関して過度の期待は禁物です。
特に現役進学にこだわる方は、多少の妥協ポイントは必要です。
どうしても決めきれないという方は、なるべく早めにご相談ください。
受験校に関するアドバイスについてだけでも、ご協力させて頂きます。
受験校が決まり、出願手続きを済ませたら、再び受験対策あるのみです。
2月は国公立大学だけではなく、多くの私立大学入試が控えています。
宮城県内でも1月下旬~2月上旬にかけて、東北学院大学、東北福祉大学をはじめ
東北薬科大学、石巻専修大学、宮城学院女子大学などの私立大学で実施されます。
ここ数年における地元志向の高まりを考えると、上記大学を志望校とする受験生も
多いのではないでしょうか。
志望校合格のために、まずはメインで対策する大学・学部をしっかりと選定します。
春~秋頃までに志望していた大学・学部とは異なっているかもしれませんが
この時期になったら気持ちを切り替えて、新たな志望校として万全の対策を進めましょう。
国公立大2次試験と、私立大入試の攻略ポイントは『合格必要最低点』です。
センター試験における獲得点数と、過去の大学別入試データを考慮・分析して
満点ではなく、『合格に必要な点数を取るための勉強』を進めるのが鉄則です。
入試制度や出題傾向が大きく変わることは稀です。
つまり、残り1ヶ月を最大限有効活用し、合格を実現するためには
『過去問演習』と『過去問分析による類題演習』が必須であると言えます。
もちろん、今年度出題される分野を完全に予想することは不可能です。
しかし頻出単元や、同様の出題形式の問題を繰り返し解くことは、やはり有効と言えるのです。
2012年1月13日
【宮城県 高校受験】 出願のポイント
高校受験や大学受験において、『志望校を早めに選定する』ことはとても重要です。
志望校を確定することで、目的意識が高まるとともに、早めの対策が可能になるからです。
しかし、志望校と受験校(実際に出願する学校)が異なることもあります。
それは公立高校への進学や、大学への現役進学などの志向が高まっていることが
1つの要因となっていると考えられます。
特に高校受験に関しては、志望校より1~2ランク下の高校に下げて出願するケースも多く
『私立に行くよりは、ランクを下げてでも公立へ』という傾向が如実に見てとれます。
受験校合格ではなく、『志望校合格』を実現することができればベストなのですが
残念ながら、受験生全員がそうなることはありません。
受験生であっても夏~秋頃までであれば、入試当日までまだ時間があるので
現状学力ではなく、本当に進学したい高校を志望校に設定すれば良いのですが
この時期になると、いよいよ『受験校の選定』を進める必要があるのです。
受験生本人の気持ち、保護者の移行、学校の先生の判断など基準はさまざまです。
どこかのタイミングで、きちんと決断しなくてはなりませんが
大切なのは、たとえ志望校ではない高校を受験することになっても
腐らずに、しっかりと受験対策を継続していくことです。
高校受験は、『結果』である以上に、『人生における1つのプロセス』だと言えます。
つまり、『どの高校に入学するか』ということよりも、『高校で何をするか』ということの方が
重要度が高いということなのです。
しかしながら、中学3年生にとって、『どの高校に進学するか』ということは大きな意味を持ちます。
もちろん、志望校に合格したという成功体験が、今後の人生でプラスに作用することもあるでしょう。
志望校に最後までこだわるか、どこかで妥協点を作るのか。
このバランスは非常に難しく、繊細な問題です。
親子間でケンカになったり、受験校をなかなか決められなかったりするかもしれません。
そのようなときは、是非トライにご相談ください。
もちろん、入会の有無やその意志の有無に関わらず、アドバイスさせて頂きます。
お子さまの現状をヒアリングさせて頂き、各高校の入試情報や実績などをお伝えしながら
さまざまな観点からご相談にのらせて頂きます。
2012年1月12日
【宮城県 大学受験】 センター試験の心構え
今週末、1月14日と15日に大学入試センター試験が実施されます。
センター対策最後の仕上げや、体調管理は万全でしょうか。
すべてのピークをこの時期に合わせ、しっかりと準備を進めておきましょう。
センター試験に限ったことではありませんが、大学入試は『一発勝負』という側面があります。
しかし、『1つのミスもしてはいけない』、『100%の力を出さなくてはいけない』と考えてしまうと
かえってプレッシャーを大きくしてしまい、本来の力を出せなくなってしまいます。
しかし、多少のミスはしても構いません。
むしろ、ミスは必然的に出るものと考えると良いでしょう。
そして、目標点数の算出方法を加点方式から減点方式に切り替えるのです。
例えば900点中630点(7割)の得点を目標にしている受験生は
1科目平均70点を取らなければいけないと考えるのではなく
『1科目平均30点までなら間違えても良い』と考えるのです。
さらに、得意科目で点数を伸ばすことができれば、もう少し余裕は増えます。
人生を決める大一番では、解法テクニックや知識量だけではなく、『精神論』も必要です。
考え方1つでプレッシャーが緩和され、当日の高得点を呼び込むこともあります。
これまで積み重ねてきた努力を思い出し、勇敢に、そして自信を持って本番に臨みましょう。
受験生諸君の検討を祈っています。
2012年1月8日
【宮城県 高校受験】 推薦入試情報&対策
1月31日(火)に、宮城県公立高校入試の推薦入試が実施されます。
内申点や調査書の内容の他に、面接、作文、実技などが行われますが
そのうちの何が課されるかは、高校によって異なります。
【中部南地区 普通科設置高校 推薦入試】
高校名 |
面接 |
作文 |
実技 |
仙台一高 |
× |
○ |
× |
仙台二華高 |
× |
○ |
× |
仙台三桜高 |
○ |
○ |
× |
仙台向山高(普・理) |
○ |
× |
× |
仙台南高 |
○ |
○ |
× |
仙台西高 |
○ |
× |
× |
仙台東高(普・英) |
○ |
× |
× |
※仙台東・英語科は英語面接含む
【中部北地区 普通科設置高校 推薦入試】
高校名 |
面接 |
作文 |
実技 |
仙台二高 |
× |
○ |
× |
仙台三高(普・理) |
× |
○ |
× |
宮城一高(普・理) |
× |
○ |
× |
宮城広瀬高 |
○ |
× |
× |
泉高(普・英) |
× |
○ |
× |
泉松陵高 |
○ |
○ |
× |
泉館山高 |
○ |
× |
× |
宮城野高(普・総) |
○ |
○ |
× |
宮城野高(美) |
○ |
× |
○ |
推薦入試を受験する際の心構えとして、覚えておいて欲しいのは
『推薦入試にすべてをかけてはいけない』ということです。
現行制度では、推薦入試において学力検査が課されることがないため
推薦入試対策に特化しすぎると、一般入試対策がその分遅れてしまいます。
受験戦略の基本は、『常に最悪の事態を想定する』ことですから
推薦入試で不合格になった時のことも考慮しなければならないのです。
あくまでも一般入試での合格を基本線に考えた受験対策を進めましょう。
現行制度における推薦入試は、今回で終了となります。
平成25年度入試から、宮城県公立高校入試は新しい制度のもと実施されます。
主な変更点として、前期選抜(旧推薦入試)において学力検査が課されることや
出願に際して学校長推薦が不要となること(高校独自の出願条件あり)が挙げられます。
新制度1年目は情報が少なく、どのような受験戦略で臨むかが重要となります。
あらゆる事態を想定して、受験を乗り切り、志望校合格を勝ち取るために
私たちは、『受験のプロ』、『教育のプロ』として、しっかりサポートしていきたいと思っています。
2012年1月5日
【宮城県 震災からの復興】 新たなスタート
昨年3月11日の地震により、犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げ
被災された皆様に、改めて心よりお見舞い申し上げます。
ご家族やご友人を亡くされ、住居や職場を失われた方々にとっては
例年とは全く異なる、辛い年明けになったことと思います。
多くの小学生、中学生、高校生のお子さまにおかれましても
いまだ心の傷が癒えていないという方も多いのではないでしょうか。
私どもにできることは本当に限られたことしかないかもしれませんが
お子さまの学力アップや自立を促すためのサポートをはじめ
『教育』を通して皆様のお役に立てることは、必ずあると信じています。
今年も、これまで同様、ご入会の有無やその意志の有無に関わらず
ご質問やご相談を頂いた皆さまに対して、誠心誠意対応させて頂き
お子さま一人ひとりにしっかりと目線を合わせながら
精一杯サポートしていきたいと考えております。
本年も、どうぞ宜しくお願い致します。
2011年12月29日
【宮城県 大学受験】 入試直前!志望校対策
大学受験では、大学や学部によって入試問題が異なります。
そのため志望校の数というよりも、受験学部(受験回数)の分だけ
入試対策が必要となってきます。
特に複数の私立大学・学部の受験を予定している受験生にとっては
過去問演習や解き直しはもちろん、頻出単元対策や類題演習までこなすとなると
非常に大きな負担になるのは間違いありません。
そこで、できるだけ効率良く受験対策を進める必要が出てくるのですが
そのやり方がわからないために、無駄な時間を過ごしてしまう受験生も多いのです。
そこで今回は、今からでも有効な志望校対策についてアドバイスしたいと思います。
以下に3つのポイントについて記載しますので、是非ご参考になさってください。
【今からでも有効な志望校対策】
① 志望学部は極力統一する
→ 受験科目や出題範囲などが共通しているケースが多く、効率良く対策できます。
将来の方向性についても、検討しやすいはずです。
② 過去の出題形式を分析し、出題頻度が低い単元は対策しない
→ 私立大学で特に有効です。
例えば経済学部や商学部の世界史や日本史において重点的に対策すべきなのは
原始~古代史ではなく、『近現代史』であるというケースが圧倒的に多いのです。
③ 合格必要最低点を把握する
→ 『合格には何点必要か』というよりも、『何点までなら間違えても良い』と考えると
少し気が楽になると思います。
問題の難易度に関わらず安定して得点できるような得意科目が1つあると
さらに有利に受験を戦うことができるようになります。
2011年12月27日
【宮城県 高校受験】 入試直前!志望校対策
3月の公立高校入試まで、残り2ヶ月あまりとなりました。
この冬休みは、受験前にまとまった時間がとれる最後の機会なので
計画性をもち、1日1日を大切にして、勉強に励んでもらいたい思います。
宮城県公立高校入試における志望校対策で、真っ先に思い浮かぶのが
英語と数学の選択問題ではないでしょうか。
選択問題Aと選択問題Bを、高校側が選択して受験生に課す出題形式は
全国的に見ても非常に珍しいと言えます。
普通科進学校は英語と数学の両方とも、選択問題Bを選択することが多いのですが
仙台南高や仙台東高は、英語は選択問題B、数学は選択問題Aを課していますので
その難易度に合わせた対策をすることが必須となります。
また受験というのは、満点を取らなくても合格ができる制度です。
細かい知識や、難易度の高い問題にこだわって対策する『満点主義』の勉強ではなく
『合格最低点主義』の勉強をすることで、志望校合格を目指すのが効率的です。
もちろん、内申点の良し悪しで、当日に必要な学力検査点が変わりますので
志望校における内申点レベルを知りたい場合は、トライにご連絡ください。
当日必要な学力検査点を算定し、この時期にやるべき学習カリキュラムを立案します。
志望校合格のためには、なりふり構っていられません。
是非、お早めにご相談ください。
2011年12月24日
【宮城県 中学受験】 入試直前!志望校対策
本格的な冬の到来とともに、これから冬休みが始まります。
しかし、冬休みの終わりとほぼ同時に中学受験が実施されることもあり
受験生にとっては、緊張の中で迎える初めての冬休みなのではないでしょうか。
試験日程については、下記の通りとなっています。
入試本番までは、残り2週間ほどとなっております。
過去問演習が終わっている方も多いと思いますが、解き直しは何度もしておきましょう。
出題傾向やその対策は、過去問を繰り返し解くことでつかむことができます。
人から教えてもらった受験対策よりも、自分で気がついた傾向や対策のほうが
より鮮明に覚えることができ、知識として定着するようになります。
受験勉強だけではなく、日々の学習の中でも、このようなことを意識することで
自分に合う勉強のやり方が身に付き、成績アップの大きな要因になります。
勉強のやり方は学年や科目、志望校などによって変化していくものですが
『自分に合う勉強のやり方を身につける方法』さえ知っていれば
高校受験や大学受験のときにも、効果的な受験対策をすることができるようになります。
【公立中高一貫校 試験日】
下記の中学校 1月7日(土)
仙台二華中 仙台青陵中 古川黎明中
【私立中および私立中高一貫校 試験日】
下記の中学校 1月6日(金)
秀光中等教育学校 尚絅学院中 聖ウルスラ英智中 聖ドミニコ学院中
仙台白百合学園中 東北学院中 古川学園中 宮城学院中
2011年12月21日
【宮城県 大学受験】 センター試験直前対策
今回のテーマは『センター試験直前対策』です。
センター試験の新制度や、学習すべき内容などについてはこれまでも掲載してきましたので
是非過去の記事もご参照頂いて、成績アップにつなげてほしいと考えています。
今回は個人的な経験を含めて、メンタル面に焦点を当てて、記事を掲載します。
つまり、『センター試験対策をより効果的に進めるためにすべきこと』というテーマで
皆さんにアドバイスを送ることになります。
【センター試験本番をより効果的に進めるためにすべきこと】
① 孤独を楽しむ
→ 世間が、クリスマスやお正月で華やかになっている中で、一人受験勉強に勤しむのは
なかなか辛いもので、強い孤独感を抱く受験生も多いことでしょう。
私自身、雪がしんしんと降り、寂寥感溢れる中でセンター試験対策をしたことを
当時から12年経過した今でも、はっきりと思い出すことができます。
『今、楽しんで、後で苦労する』より、『今、苦労して、後で楽しむ』という考えが
当時、私にとって心のよりどころでした。
一生に一度くらい、勉強だけに没頭する期間があっても良いでしょう。
テレビや映画、ゲームではなく、『孤独に勉強する時間』を楽しむ覚悟を持ちましょう。
② 合格を決めた友人を、未来の自分に重ね合わせる
→ 皆さんの周りには、AO入試や推薦入試などで既に志望校合格を決めた友人がいるはずです。
プレッシャーから解放され、のびのび毎日を過ごしている友人の姿を見て
『うらやましいな』と思うことがあるかもしれませんね。
その友人の姿は、2ヶ月後の皆さんの姿です。
積み重ねた苦労は合格後には歓喜に変わり、今後の人生における貴重な糧になるのです。
③ 『よし、頑張ろう!』と声に出す
→ 成績の伸び悩み、プレッシャー、勉強に対する嫌気などは受験勉強につきものです。
全員が経験することなので、落ち込んだり、不安に思ったりするのは自然なこと。
落ち込んでもすぐに立ち直ることができれば、全く問題ありません。
そのようなときは、『よし、頑張ろう!』と少し大きめの声で言ってみましょう。
意外なことに、声に出すことで元気や活力が出てきます。
一人の時に言うわけですから、全く恥ずかしくありません。
『落ち込んだ時こそ、元気を振り絞る』※ことが重要なのです。
2011年12月18日
【宮城県 学習方法】 冬休みの勉強法(高校生)
ここ数年、公立高校であっても『冬期講習』を実施することが多くなっています。
実質的に、冬休みが年末年始合わせて3~4日しかないということも珍しくないようです。
高校受験をする時も、志望校選びの1つの要素として、講習の有無が挙げられるほどです。
12月中旬頃からは、高校3年生の時間割も変更されることが多いようです。
つまり、センター試験に特化した授業を行うために、授業を特別に編成するということです。
受験しない科目の時間は、自習室で学習することも可能ですので
これまでよりも効果的に、そして効率良く学校の授業を受けることができるようになります。
冬休み中は、必要に応じて塾や予備校、家庭教師などでフォローしていくことも必要ですが
基本的には過去問演習や、高校で実施される講習の予・復習を中心に進めると良いでしょう。
その際には、受け身の姿勢で講習を受けるのではなく、主体的・積極的に参加するようにします。
それは、講習への臨み方が理解度に大きく影響するからです。
『志望校合格』のためには、利用できるサポートはすべて活用するのが鉄則です。
わからない問題があれば、職員室を訪ねて、先生に積極的に質問しましょう。
もちろん、トライとしてできることも多くありますので、
最後のひと伸びが必要な方は、いつでもご連絡、ご相談ください。