2011年11月3日
山形県 大学受験:生物
生物は暗記科目と言われますが、近年は実験・考察型の問題も増えてきており、
論理的な思考が問われることが多くなってきました。
まずどちらの傾向にも共通して言える対策は、基礎知識の定着です。
教科書の内容は確実に把握しましょう。
センター試験のレベルであれば、言葉や現象の内容をしっかり把握できていれば知識問題は得点できます。
2次試験で生物を受験する人は、記述・論述対策として、
用語を聞いたら正確に説明できるレベルまで覚えていくことが重要です。
実験・考察型の問題は、センター試験、2次試験ともに出題されます。
生物の実験問題は、実験の目的や背景をリード文から正確に読み取る必要があります。
問題のストーリーを取り違えると、その設問自体失点してしまう可能性があります。
演習の際は、リード文・問題文を一語・一語丁寧に読み、
必要であれば図を描くなどの工夫をして練習していきましょう。
生物では複雑な計算は多くありません。
エネルギーや代謝などの分野ではいくらか計算や表の理解が必要とされますが、
問題のパターンと、使う公式を覚えれば対応できます。
遺伝では問題文を系統図に表す際の表記の仕方を覚えましょう。
遺伝も、問題のパターンと解法はある程度決まっています。
生物の学習では、問題を解いては、不足している知識を参考書で確認していきます。
また、実際の入試問題の実験・考察問題はリード文が長く、内容が濃いものも多いので
積極的に過去問を解いて、問題文を読み取る力を付けていきましょう。