2012年5月31日
『山形県 初めての定期テストの結果を振り返ろう』
山形県内では、新年度最初の定期テストが5月下旬に行われた学校と
6月下旬に行われる学校が多いようです。
5月下旬に最初の定期テストを実施した学校の中には、6月に次の定期テストを実施する学校もあり
中学1年生にとっては、中学校生活における最初の正念場を迎えることになります。
点数や学年順位などは非常に気になるところですが、
『テストの復習・解き直し』も重視しましょう。
中学1年生の最初の定期テストは比較的問題が簡単であり、平均点も高い傾向にあります。
英語や数学では100点満点を取る生徒も多く、平均点が80点以上となるケースも珍しくありません。
しかし、2回目の定期テスト以降は問題が難化し、少しずつ平均点も下がり始めます。
『最初のテストは良かったけど、あとは成績が下がりっぱなしで・・・』というご相談も多く、
スタートダッシュが決まったようで、実はそうではないというケースも毎年見受けられます。
そこで定期テスト後には、必ず復習と解き直しをするようにしましょう。
得点や学年順位以上に、『どこをどう間違えたのか』ということのほうが重要です。
自分自身の弱点を知り、それを克服するということを繰り返すことが
好成績を安定して出すための秘訣とも言えるのです。
中国の古典『論語』に次のような言葉があります。
『過ちて改めざる、是を過ちと謂う』
過ちを犯すことそのものではなく、過ちを改めようとしないことこそが過ちである、という意味です。
テストの復習や解き直しについても、同じことが言えるのではないでしょうか。
中学生の皆さんには、目先の点数だけではなく、その先を見据えた対策をしてほしいと思います。
質問や相談などがありましたら、いつでもトライまでご相談ください。