2013年2月26日
『山形県 中学入学準備 ~数学のポイント~』
前回は、中学入学後の英語のポイントについてご紹介しました。
今回は、『中学入学後の数学のポイント』について記載したいと思います。
参考にして頂き、日々の学習にお役立てください。
中学数学は新しい教科となります。
小学校までは『算数』という教科でしたので、まず教科名が変わります。
さらに数字の概念が大きく広がります。
0より小さい数である『負の数』、分数では表せない数である『無理数』など
数字に関する定義が増えることで、難易度も増していきます。
しかし、共通する単元や分野も確かに存在します。
例えば、以下のような単元や分野(あるいは解き方)は中学数学でも重要です。
【算数→数学 重要ポイント】
○ 分数の割り算
文字式の計算や方程式でも多く利用します。
この計算が迅速かつ正確にできないと、中学数学ではかなり苦労することになります。
○ 割合、比例・反比例
主に1次方程式、連立方程式、そして関数分野に関係があります。
特に中学1年生では、そのまま『比例と反比例』という単元を学習することになります。
グラフを描いたり読み取ったりするだけではなく、文章題を解くことになりますので
方程式同様、問題文の理解や式を構成する力が要求されます。
○ 図形の基礎知識
いろいろな四角形(平行四辺形・ひし形・台形など)の定義も重要です。
さらに面積や体積の求め方を忘れていると、中学1年生の後半に苦労します。
また立体は展開図との相互関係を頭の中でイメージできるようにならないと
応用レベルの問題には一切手が出なくなる場合もあります。
このように小学校で学習した算数の単元が、中学の内容にも関係してきます。
中学校に入学する前に、もう一度小学校の内容を復習し、完璧に仕上げましょう。
そして復習がすべて終わったら、今度は中学校の予習に入るようにしてください。
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