2013年10月2日
『山形県 大学入試の傾向と対策 世界史・日本史編』
歴史の勉強をする際に、よく言われる言葉として
『世界史と日本史は暗記科目だから、何度も復習して覚えましょう』
『何度も紙に書いて覚えましょう』などがあります。
勉強のやり方として間違っているわけではありませんが
あまり効率的なやり方とも言えません。
そもそも最近の大学入試問題(特にセンター試験)では、
1問1答形式の問題はほとんど出題されません。
また、年号を答える問題も出題されることは稀なので、
これまでと同様の勉強のやり方では、点数が取れなくなってきています。
まず歴史の勉強をする際には、事件や出来事が起こった時の
時代背景を正確に把握し、その上で関わった人物などを関連付けて覚えるようにしましょう。
また年号を細かく覚える必要はありませんが、
事件や出来事を時系列順に並び替える問題は頻出なので
歴史の流れを正確に把握しておくことができると良いと思います。
そこで、基準となる事件や出来事の年号を覚え、
残りについては、その基準のどれくらい前なのか後なのかということを覚えるようにすると
効率的だと思います。
得点アップには多少時間がかかるかもしれませんが
歴史はやった分だけ効果が出やすいと言われる科目です。
最後まで諦めずに勉強を続けてほしいと思います。