教育プランナーブログ

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先月行われた山形県公立高校入試では、

山形県の方言蔵王の樹氷地形の成り立ちを題材とした問題が出題されました。

以前の入試では山形県の郷土料理である、玉こんにゃくを題材として数学の方程式が出題されたこともあります。
 
このように、例年山形県の文化や歴史、風土に関することが出題されています。
 
そこで、今回は私たちが住んでいる山形県についてより深く知ろうということで、

山形の秋の風物詩である「芋煮会」のルーツを探ってみたいと思います。
 
毎年秋になると山形では村山、最上、庄内、置賜、地域を問わず、川沿いで芋煮会が行われ、

県民のコミュニケーションの場として欠かせないものとなっています。
 
味付けも具材も、地域によって異なるのも芋煮の面白いところではありますが、

発祥は東村山郡中山町であるとされています。
 
江戸の元禄時代、当時は物資の運搬のため、北前船の行き来が盛んでした。

現在の酒田市から最上川を上流へと上り、終点が中山町だったそうです。

船頭たちは荷物の積み下ろしや物資の買い付け、また船の運航は天候にも

影響されるため、この地に何日も滞在しなくてはいけませんでした。

そこで彼らは休息と退屈しのぎを兼ねて、自分たちが運んできた棒鱈と、

買い付けた里芋を鍋で煮た「棒鱈鍋」を食したそうです。

これが現在まで至る「芋煮会」の原点だと言われています。

(※芋煮会の起源は諸説あります。)
 
受験対策として山形県についてより深く知るために、もうすぐ始まるGWを利用して、

近くの歴史館資料館図書館などに是非足を運んでみましょう。

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