教育プランナーブログ

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6月22日漢字検定が実施されます。

今回は、簡単に漢字検定の概要と受験のメリットについてお伝えいたします。

 

漢字検定は漢字能力を測定する試験になります。

漢字能力には、「読む」、「書く」という知識だけではなく、漢字の意味を理解し、

文章の中で適切に使える能力も含まれています。

 

漢字検定の級には、1~10級の12段階に分かれており、自分のレベルに応じて、受験することが可能です。

詳しくは、日本漢字能力検定協会のホームページなどをご覧ください。

 

日々の学習の中で、教科書や問題集の解説を読むことを行っていると思います。

その文章には、多くの漢字が使われています。文章中にでてくる漢字の読みや意味がわからなければ、

文章を理解することは困難になるため、一つ一つ辞書で調べることになるでしょう。

それは大変骨が折れる作業です。

漢検の受検を通して漢字能力を上げておくことは、今後の学習において非常に有意義なことになります。

 

特に、小学生には漢検を受験してもらいたいと思います。

小学校には定期テストや実力テストがないため、計画的な学習を行う機会がありません。

しかし、中学生になると、新学期がスタートした段階で年間のテスト実施日が公開され、

さらに一度に5教科のテストが実施されるため、計画的な学習が必要となります。

小学生のうちから、漢字検定対策を通して、計画性を身につけてほしいと思います。

 

更に、合格を勝ち取ることができれば、それは一つの成功体験となります。

成功体験は次の学習へのやる気につながります。

機会があれば是非受験してみてください。

 

 

最後に、漢検が高校入試にも役に立つことにも触れます。

 

①    私立高校

・・・推薦要件の評定合計に足りない場合でも一定級以上の取得者は受験が可能となる。

<実施校>

日本大学山形高等学校(取得級:4級以上)

東海大山形高等学校(取得級:4級以上)

 

②    公立高校

・推薦試験

・・・推薦要件の1つを満たすものとして考えられている。

<実施校>

県立村山産業高等学校(取得級:3級以上)

荒砥高等学校(取得級4級以上)

庄内総合高等学校(取得級3級以上)

 

・一般試験

・・・漢字の問題が10点程度出題されます。

 

 

中学生が受験する場合は、10/26実施の検定がお勧めです。

漢検の実施日と3学期制の学校の定期テストの試験日をすりあわせてみると、

6/22は1学期期末テスト、2/8は学年末テストのテスト対策期間とかぶるからです。

中学3年生の定期テストの点数から内申点が決まり、その内申点が公立高校入試の合否を左右します。

学校のスケジュールを確認した上で、無理のない受験をしてください。

 

 

トライでは漢検対策のご相談も受付けております。

お困りの方がおりましたら、是非一度トライまでお問い合わせ下さい。

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