2016年2月23日
山形県 公立入試速報 志願倍率
先週の木曜日、公立高校入試の志願者倍率が発表されました。
東学区の進学校の倍率は、以下のとおりです。
山形東高校 1.35倍
山形南高校 (普)1.11倍、(理)1.00倍
山形西高校 1.05倍
山形北高校 (普)1.15倍
山形中央高校 (普)1.15倍
山形東高校の倍率の高さに驚きました。
山形東高校のここ5年の倍率は、1.23倍→1.17倍→1.04倍→1.22倍→1.35倍と推移しています。
5年間の平均倍率は、約1.20倍。
現中学2年生で山形東高校受験を考えている人は、要注意です。
人気の高い山形南高校は、1.31倍→1.33倍→1.20倍→1.20倍→1.11倍と推移しています。
山形南高校の倍率は、下降気味です。分岐点となったのは、26年度入試です。
26年度入試から山形南高校は、他の進学高校と比べ評定を重く見るようになりました。
25年度入試まで 評定:学力検査の成績=3:7
26年度入試から 評定:学力検査の成績=4:6
選抜方法の変化が倍率にも影響を及ぼしているように感じます。
定員が40名削減された山形中央高校の倍率は、1.20倍→1.04倍→1.28倍→1.38倍→1.15倍と
推移しています。
定員が削減された分、倍率が高まると思われましたが、逆に下がってしまいました。
倍率を予想するのは、実に難しいと感じます。
来年度入試から、山形西高校、新庄南高校(普通科)、庄内農業高校(農業科)の3校で
それぞれ1学級が削減されます。
この削減が来年度の倍率に少なからず影響を及ぼすでしょう。
とにもかくにも、倍率を気にしすぎるよりも、自分の学力を高め、どのような倍率であっても
合格できる力をつけましょう。