2018年11月6日
計画的な定期テスト対策で、「内申点」UPを!
山形県の中学生の皆さん、こんにちは!
10月も終わりにさしかかり、だんだん冷え込んできましたね。
体調を崩してはいませんか。
受験対策や定期テスト・実力テストに向けて、これから重要な時期を迎えます。
今後のテストは「内申点」にも大きく関わってきますので、本腰を入れて対策をしましょう。
さて、山形県の高校入試制度の特徴として、 中3の「内申点」が重要視されるということが挙げられます。
実際に用いられる計算式は、少し複雑ですが・・・
第3学年(2学期まで)の9教科の評定の合計を“a”とした時、
(“a”/45×500)×「評定比率」 という計算式に基づいて評価されます。
「評定比率」というのはそれぞれの高校ごとに決まっており、
合否を判定する評定と本番の学力検査のうち、 評定をどれくらい重視するかを表した数字となっています。
高校によっては、なんと調査書の評定と本番の学力検査の点数を同じくらいのウェイトで評価対象とする高校もあります。
(例えば山形工業高校、谷地高校、長井工業高校など)
また、どんなに本番の点数を重視する高校であったとしても、 合否を決める総得点のうち30%は、調査書の評定で評価をしていきます。
とても極端な例ですが、 例えば本番で500点満点を取ったとしても、受験では250点~350点として扱われるのです。
(つまり、残りの150~250点は、内申点で決まる!)
こうして考えてみると、改めて「評定」の重要性が分かりますね。
とはいえ、何か特別なことをしよう、というわけではありません。
宿題を期限までに提出すること。 授業中は居眠りをせず、最後まで集中して聞くこと。
そうした日々の積み重ねが、最終的に内申点として表れてきます。
特に中1・中2の皆さんは、 目の前のテストで成績を上げることも、もちろん大切です。
ですが、テストでは「何点取れたか」以上に、「何%理解できているか」をチェックするよう心がけましょう。
今は3年生に上がった際に困らないよう、土台を固めておくことが先決です。
苦手分野こそ積極的に取り組み、自信を持って2年生、3年生に進級しましょう!
3年生の皆さんは、本番まで勝負のテストが続いていきます。
しっかりと対策をして、1点でも多く点数を、そして評定を上げられるよう、一緒に頑張っていきましょう!