2020年2月15日
「速読」で学力UPを!
成績と読書スピードは比例します。
国語はもちろん他の教科においても、読書スピードが速い生徒ほど一般的に学習能力が高いというデータがあります。
読書速度の平均は小学生が1分間あたり300字程度、成人が400~600字程度と言われています。
一方、難関国立大学生の平均は1,500字以上。
出題傾向の変化や入試問題の長文化に伴い、速読力・読解力は今後より重要となるでしょう。
「読む」力は先天的なものと考えられがちですが、実はそうではありません。
「速読」訓練を行うことで読むスピードがUPする他、右脳が活性化し、情報処理能力が高まります。
「速読」を続けることで、脳は「可塑性」によりスピードに順応します。
例えば、高速道路を走行したあと一般道路に入ると景色がゆっくり流れるように感じるのは、脳の「可塑性」によるものです。
また、情報が目に入るスピードを上げることにより、それらの情報を理解・記憶・思考するスピードも向上します。
特に長文読解や文章題に不安のある皆さんは、読書のスピードに注目して学習に取り組んでみてはいかがでしょうか。