2011年3月5日
【宮城県 東北大学 現役合格】 プロ家庭教師からの提言①
プロ家庭教師
宮城県仙台市在住 指導歴9年
東北大学への合格実績 文学部3名、教育学部2名
提言 『自分の得意科目を最大限活かせる学部選択をすること』
東北大学は学部によって『センター試験と2次試験の配点比率』が異なり
科目間の配点もさまざまなので、自分の特性に合わせた学部選択をすることで
合格の可能性がより大きくなります。
もちろん、学部選択は学びたい学問や分野によって決めるものなのですが
『現役合格』にこだわる場合、状況によっては多少の妥協が必要になるケースがあります。
特に文系学部の場合は、医・歯・薬・獣医学部などと比べて
入る学部によって、その先の人生が決まることが比較的少ないため
センター試験の得点率によって、臨機応変に志望学部の変更を行う受験生も毎年出ています。
『東北大学』という大学自体にこだわる受験生も多く
『学部選択』を1つの受験戦略として活用することも有効と考えられます。
<東北大学 文学部>
区分 |
国語 |
地歴 |
公民 |
数学 |
理科 |
外国語 |
合計 |
総点 |
センター |
100 |
100 |
50 |
100 |
100 |
100 |
550 |
1550 |
2次 |
400 |
― |
― |
200 |
― |
400 |
1000 |
<東北大学 教育学部>
区分 |
国語 |
地歴 |
公民 |
数学 |
理科 |
外国語 |
合計 |
総点 |
センター |
100 |
100 |
50 |
100 |
50 |
100 |
500 |
1300 |
2次 |
300 |
― |
― |
200 |
― |
300 |
800 |
上記の表からわかるように、東北大学文系学部の中でも、文学部と教育学部の2学部は
2次試験における数学の配点を、英語・国語より低く設定しています。
『英語・国語の文系科目は得意で、数学は苦手』という人には非常に有利な条件です。
上記2学部の志願倍率は例年3倍前後で推移し、第1段階選抜が行われる可能性が低い上に
2次試験の配点が高いことから、『2次試験重視型』の学習を実施するのが効率的であると言えます。
東北大生の宮城県出身者比率は約16%、東北6県出身者比率は約44%です。
「門戸開放」を教育理念の1つに掲げる東北大学とはいえ
地元出身者の割合がもう少し多くなってほしいと、個人的に思っています。