2011年1月22日
【宮城県 高校受験】 第2回予備調査結果
宮城県公立高校入試の第2回予備調査の結果が発表されました。
前回の予備調査で高倍率だった仙台一、仙台向山、仙台南、仙台三、泉の普通科は軒並み0.3ポイント程度下がり
全体的には落ち着いた推移を見せました。
次回の発表で志願倍率が確定しますが、推薦入試での合格者が除外されるため
特に仙台南地区の普通科高校ではもうひと波乱ありそうです。
県立高校の男女共学化の影響を分析してみると、宮城一、仙台二華の旧女子進学校の倍率はやや低調で
「進学校の女子高が共学化すると人気と実績が落ちる」という全国的な傾向がまさに見てとれます。
その一方で、白石の看護科や仙台三桜など、高倍率が続く旧女子高もあります。
全県一学区制と男女共学化によって高校ごとの特色が見えにくくなるとの懸念が今も根強く存在しますが
今後は各高校の伝統や文化よりも、高校の立地や進学実績等がより重視されることになるのでしょうか。
考え方や捉え方は人それぞれですが、果たして「それだけでいいのか?」という気はしますよね。
皆さんのお考えはいかがですか?
公立高校推薦入試まで約10日。
公立高校一般入試まで約45日。
皆さんの健闘を祈ります。