2013年5月13日
【宮城県 教育情報】 志望校の決め方
志望校を早めに決めることは、非常に重要です。
ただ漫然と勉強するのと、明確な目的意識を持って勉強するのとでは
その効果に雲泥の差があるからです。
特に大学受験では、受験する学校によって試験科目が異なり
さらに同じ科目でも出題傾向や出題形式がが異なるため
できるだけ早く志望校を決めて、受験対策を始めるのが効果的です。
大学受験では、大学だけでなく学部・学科ごとに試験科目や出題範囲が異なる場合があり
早めに志望校を決めることで、効率的な学習を進められるという側面もあります。
このことから、志望学部・学科はある程度絞った方がよいとされています。
高校受験では、試験教科はほとんどの場合5教科で共通しているので
大学受験ほど入試方式や出題範囲に多様性があるわけではありません。
しかし、昨年度入試から始まった新しい入試制度における前期選抜では
出願要件に『3年間の評定平均』が入っている場合が多いため
中学1年生の頃から計画的に学習を進め、一定以上の成績を取っていないと
そもそも前期選抜に出願できないということも起こりえます。
高校受験についても、できるだけ早く志望校を決め、その合格を勝ち取るために
早め早めに受験対策を始めることが重要であると言えます。
志望校を決める判断基準としては、校風、進学実績、部活動などがあり
どれか1つだけを理由に志望校を決めるということはあまりありません。
総合的に判断するためには、オープンスクールなどで実際に見学すると良いでしょう。
7~8月には、多くの学校がオープンスクールを開催しますので
是非、積極的に参加するようにしてみてください。